雑記帳

2004年02月09日(月) 闘病記? 第8回

疥癬をご存知でしょうか。ヒゼンダニというダニの一種が寄生しておこる皮膚病です。
若者より高齢者に発生しやすいそうで、私自身、父から貰ってきてしまったようです(父以前のルートは分かりません)。
今までしっかり書いていませんでしたが、一番これが長引いています。
8月末に痒みでにっちもさっちもいかなくなり、セカンドオピニオンのつもりで開業の皮膚科さんに診てもらった所、虫体が発見されました。
以降はそちらの皮膚科さんにお世話になっています(電話受付で毎回デッドヒートしているところです)。

家族全体で治療と言うことになり、夫と娘はすぐに治ったのですが、私だけ拗らせてしまいました。
虫体はもう居ないのですが、しこりが残ってしまい、これが消えないのです。
通常は2週間くらい硫黄の入った塗り薬を首から下にくまなく塗って虫を駆除し、赤く水ぶくれ状に膨れたしこりが潰れかけたらステロイドでその痕を消すと言う手順で、だいたい4週間くらいで完治するそうです。
ところが私の場合、ステロイドを使うと潰れかけたしこりが復活してしまったのです。
試しに自分で、残った硫黄の塗り薬を塗ってみると治まる。先生とも話し合って、しこり部分にのみ再び硫黄の塗り薬を塗って、これが昨年末くらいまで続いたでしょうか。ようやく痣程度になったので、後は自然に治るのを見守って、痒いときにはオイラックス(処方していただく方)を塗る、と言うことになりました。痒みはこの時点では、1日中のべつ幕なしと言うわけではなく、時折発作のように押し寄せてきました。
ところがしばらくすると、また痣が膨れてしこりに戻ってしまったのです。
現在も硫黄の塗り薬を患部に塗布しています。

その先生も皮膚科医になってから初めての症例らしいです。悩んでいらっしゃいます(滝汗)
学会で発表されてしまうかも(^-^;
でも難しいことはともかく、痒いわ鬱陶しいわ醜いわ、おまけに硫黄のお薬は塗ると乾燥して痒みが倍増してしまうので、さっさと消えて欲しいです。


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