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◇◆◇ 2004年08月21日(土) ◆ |
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◆ 309101 ◇◆◇ |
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感情
意識していたんだろうか。
あわよくばと 何処かに 探していたのか?
ふと 窓の 外に 目を 向けた。
自転車に 跨る 忘れられない 顔。
糸が 張り詰める。 動揺が 全身に 走る。
気付いたかのように 背けられた 顔。
やはり 不可能なんだと 悟る。 どうしようもない 現実に 打ちひしがれる。
その後の 会話も ぎこちない。
平常心を 装ったところで 笑顔が 引き攣ってしまう。
あらためて 思い知らされる。 心の底から 求めている事を。
だからこそ 気付かされた。 もう あなたには 逢えない。
わたしには 無理なんだ。 あの頃に リセットする事は もう 不可能なんだ。
色々と 迷惑を かけてしまって 申し訳ない。
ありがとう。
壱言――――― もしも まだ 願いが 一つ 叶うとしたら そんな 空想を 広げ 一日中 ぼんやり 過せば 月も 濁る 東京の 夜だ そして ひねり出した 答えは。
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