……でよかったんだっけ。今年はじめての桜桃。サクランボは国産に限る。赤くつややかな表皮を歯先でぷっちり破る。口中にひろがる爽やかな甘酸っぱさ。季節の恵みに感謝。
整骨院に行って、書店と西友。洗濯機まわして風呂。なんのことはない1日。
数年ぶりに旧友から絵ハガキ。さっそく返事とメール。筆マメな時期に入ったので、ハガキと切手を持ち歩いてはちょこちょこと手紙を書いている。しばらくの間、ものを書くことが億劫だった、手紙が書けるほどに回復したということであろう。かつて当たり前のようにできていたことが何もできなくなって、あらためて可能になるというのは不思議な気分。生まれてからずっと、ある意味ウツというか、無気力状態ではあったのだなと思う。さて、この先の人生を、軌道修正してゆけるのかどうか。日々を楽しみ、ゆっくりと歩もう。
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