ちちやす日記   こんげつぶんきのうあしたかこぶん


2003年06月17日(火) やっぱナマだよね!
 ビールの話ではないっす、生演奏、ライブのおはなし。

 ウツ仲間であり心やすい友でもあるMっち(仮名)に誘われて、インド料理店で行われるシタール(弦楽器)とタブラ(ちいさい対のドラム)のライブに。カレーはベジタリアン用であって、肉類を一切使っていない、なのに深く複雑玄妙な味わい。冷たいチャイや濃いラッシーとともに美味しくいただく。カレーが旨いのは当然として、焼き立てのナンのおいしかったこと! 火傷しそうに熱いのをちぎって口に運ぶと、ふんわり甘い香りがして、なにもつけなくても美味しさに顔がほころんでしまう。やみつきになりそう。駅近くでアクセスも良いので、たまに来ることにしよう。

 さて、演奏は、19時30分からと20時45分からの二部構成。前半はシタール中心、後半はタブラ中心で、伝統にのっとった即興演奏から映画音楽(『大地の歌』)まで。シタールは思ったよりもネックが長く胴も大きく、弦は20本もある。だけど実際に弾くのはそのうち数本で、あとは共鳴弦なのだと言う。
 タブラは木製の小さいのと、金属製の一回り大きいので構成される一対。すべり止めの粉をはたきながら、手首のスナップを効かせ、指をせわしなく動かしてリズムを刻む。ふたつの楽器が作り出す心地よい音のうねりに、いつしか足で拍子を取りながら聞いていた。

 気付くと結構遅い時間になっていたので、急いで辞して、終バスで帰る。音楽で仕事の疲れも癒され、ガンコな頭痛もどこかへ飛び去ってしまった。音楽と美味しい料理は元気にしてくれ、リラックスさせ、勇気を与えてくれる。


かこぶんきのうあした
ちちやすになんか送る




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