数週間、数ヶ月、それからもっとずっと長いスパンで、気分のアップダウンを繰り返す。躁鬱というほど振幅は激しくないと認識しているが、何かの原因で上下動が大きくなったときには、自分ひとりで解決できなかったこともある。 あまり好きじゃない(控えめな表現)マンガの主人公のセリフみたいだが『まだまだだね』っつーことなんだろう。 自分の人生なんだから、もっとコントロールできるようになりたい。もっと知識と技量を蓄えたい。努力不足であって、でも、努力が苦手だから、事態はそうそう好転するものでもなく、いや努力ではどうにもならない部分もあるのか。それすらもわからない。
こんなこと書いてしまうあたり、低調なサイクルに突入しているのだとぼんやり自覚する。書くべきことじゃないと、また、書くことによって発散される類のことでもないと、それも分かっているのだ。
冬至を過ぎて少しずつ日脚がのびてゆくのを待つみたいに、雲が頭上を通り過ぎるのを待つように、気持ちが晴れるのを、ただ受動的に待ちうけているのみ。
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