ちちやす日記   こんげつぶんきのうあしたかこぶん


2002年01月22日(火) 食事と人の情は心も体もあたためる
 年明けからずっと、仕事は別として、人に会うのを避けていた。「内面の嵐で外なんか見えちゃいない」とは槙村さとるからの(うろ覚えの)引用だが、まさにその通り。

 ようやく嵐はおさまってきたらしい。目上の方の急なお誘いに、ひさしぶりに心が動いた。会いましょうと即答し、夕食をともにして話をすることに。
 待ち合わせ場所に赴くまで気が重かったりもしたのだが、親身に率直に話すことができ、気持ちがだいぶ楽になる。先方はひょっとすると自分よりもまいっているはずなのだ。こっちが助けられてどうするよ、とは思ったものの、好意は素直に嬉しく、ありがたく、身にしみる。

 「つばめグリル」でロールキャベツ。いったいどうやったらこんな味になるのか、ほくほく甘いじゃがいもや、噛むとうま味がじわっと広がる白いソーセージや、重量感たっぷりな主役のキャベツ巻きに、辛すぎないマスタードたっぷりつけて、熱々のをいただく。至福。3日ぶんくらいのご馳走(カロリーも)摂取。
 あと「蔵王」でお茶、1時間。お腹いっぱいなのに、無料・お代わり自由のゆで玉子を置かれると反射的に殻をむき、食べてしまう。やはり無料のトーストまでは、さすがに無理だった。

 無印良品へ。冬物がまた安くなっており、先月買いそこねたジップアップカーディガンが半額だ。待っててよかった。黒いのを所望。
 浮いた半額で、懸案事項だったステンレスの保温水筒を購入。価格・デザイン・容量(470cc)などでゴーサイン。作っているのは象印だから、消耗部品の供給も大丈夫であろうとの判断。
 ほかに凍頂烏龍とピーチアプリコットのティーバッグ、100円均一ショップで、ティーバッグをしまうストッカーなど購入。

 塩野七生『サイレント・マイノリティ』、新潮文庫。タイトル買い。歴史ものは読みたくて手を出せずにいて、まずはエッセイから。サイレント・マジョリティの反対語ということになろうか。では、「口うるさい少数派」ってのは、どう表現したらいいのだろう。などと思う。

 「カバーは要りません、領収書をお願いします」と言ったら、ペンを添えて差し出す店員。宛名を書けということか。自分で自分に領収書を書いたのは初めてだ。おかしくてたまらず、頬に笑いを宿したまま帰宅。

 ここんとこ余裕がなかったな。笑うことを忘れるほどじゃないつもりだったが。

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18日分に追加。


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