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2004年02月26日(木) ■ |
最終講義。 |
教授先生が3月で退官されます。 その流れで今日、特別講義が企画されました。 教授先生は、全国的に有名とかって人ではないけれど、 学生や教員にとってはある意味カリスマ。 人生を仕事に捧げてきたような方です。 今となっては数少ない、うちの大学の立ち上げから関わっている先生です。 あたしも学生時代は教えていただきました。 「看護技術と『手』」というテーマで、 看護職者にとって、患者に触れる手がどんな影響を与えるのか、 現在も入院中のお母さんの看病の体験を元に話されました。 自由参加だったにもかかわらず、1年生から4年生まで200人近く集まり、 予定の部屋では席が足りず、丸椅子を持ち込んでの会場となりました。 この先生の看護技術は卓越していて、 あたし達教員がどんなに練習しても、この先生と同じことはできませんでした。 そいうこともあって、学生にとっては神様みたいな存在。 その先生が、自分の親を通して、また『手』の大切さを学んでいると言っていた。すごいな〜。 ここまでプライドと心を持って自分が看護していただろうか、と 改めて考えさせられました。 笑いあり、涙ありのとてもすばらしい講義だったと思います。 4月からは、お母さんと共に郷里に戻るそうです。 うちでは働き過ぎだったから、すこしゆっくりできるといいですね。 エンピツ↑投票ボタン 投票してくれると夢にお邪魔します(嘘) |