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2002年11月24日(日)
首都高横転事件。

ちょいと用があって、実家に一泊で帰ってました。
車で帰ったんだけどね、首都高抜けるときいつも思い出すことがあるの。


あたしね、首都高で横転した車に同乗していたことがあるんです。
10年も前のことだけど。今日は、そのときのこと。


その日はね、横浜に大江千里のライブに行くべく、友人A子の車に乗って2人で出かけた。
A子は、ちょっといいカッコしいの女の子。
そんとき二十歳だったあたし達は、あんまり怖いものなかったんだよね。
初心者マークが取れたばかり、買って3ヶ月のカルタスに乗って一路横浜へ。

その日は、日曜日だったから空いてたのよ、首都高速。


走ったことがある人は分かると思うんだけど、結構カーブがきついところもあるのよね。首都高って。
初めて首都高を走るA子はちょっと興奮気味。
100キロくらいで好調に走っていた…ってこの時点で、あたしはちょっとこわっって思ってたんだけど、その頃小心者だったあたしは、何にも言えず普通に乗っていた。

で、ですね、堀切ジャンクションのところからって、特にカーブが多いんだけど、
堤通出口の直前のカーブにさしかかった時のこと。。。




ガガッガガッ


突然車はコントロールを失い、車線の横の壁に向かって突進


!!!!!!




車は、壁にぶつかり、車は横転、


そん時はすごく冷静で、左の二の腕はガラス越しにアスファルトとこすれる感覚、
右の運転席窓には、キレイな青空。。。

横になって3周くらい回ったかな。。。

頭の中では、
「空、きれいだなー、事故っちゃったなー。死んじゃうのかなー。」


なーんてボーっと考えてた。


で、車の回転が止まって、左下の窓がパリン、と音を立てて割れた。



(生きてる・・・・?)




上から友達の声。

「大丈夫?ごめんね、事故っちゃった。。。。」



分かってるけど、どうしたらいいのでしょう。



とりあえず、お互いケガはない様子。

かなり奇跡的。



どうしていいか分からずボーっとしてると、後続の車からおじさんが下りてきて運転席の窓からあたし達を引っ張りあげて助けてくれた。

外から改めて見てみると、完全に横転です。
やっとドキドキしてきました。


どきどきどきどきどきどきどきどき・・・・・・


誰かが、警察に電話してくれたらしく、


「ここで待ってなさい。警察が来てくれるから。」


と、おじさんは言って、去って行った。



程なく警察の車到着。


下りて来たのは、角刈りにサングラスのプロレスラー並のガタイの警察のおじさま(汗)

こぇ〜〜〜


と思っていたら、ほんとにこわかった・・・・


「おまえら〜〜〜、何で無茶な運転するんだっ、ばかものっ!1歩間違ったら、こっから落ちてたんだぞ。そしたら死んでたんだぞ」

言われて、景色を見たら、すごい高いぢゃん(滝汗)

寒気がしました。

でも、あたし達は無傷。痛いとこどこもない。

車は、車軸が曲がって走れない状態になってしまったけど。


こわい警察にこってりしぼられて、レッカー車が来るのを待って、
レッカーされる車に乗って、すぐ先の堤通で下りて、駅前で下ろしてもらいました。こっぱずかしかったっす。
で、車は、150キロ離れた実家付近のディーラーに運んでもらうことになり、後で聞いたんだけど、15万かかったそうな。





ん?その後?あたし達??



A子ってば、


「ケガもなかったし、ぺっぱーに悪いからライブ行こうか」


ヾ(*°▽°)ノあはは


行っちゃいました。


しっかり楽しんできました。ライブ。


若さゆえよね〜〜〜。ほんと。




それでね、そのときに付けたタイヤの跡がね、数年前まで残ってたの。
そこ通る度思い出すのよね。そして、そのたびゾッとする。

それと、そのカーブ、左カーブなんだけど、
その事故の後からあたし、高速の左カーブが怖くってついブレーキ踏んじゃうのよね。しばらく左カーブの時は右車線走れなかった。
最近やっとブレーキを踏んでしまうことはなかったけど、怖さはまだ残ってますな。どきどきしちゃぅ。

トラウマですね。


でも、ま、ほんとケガがなかったのは奇跡みたいなもんだなって思ってます。



ぺっぱーって、結構強運なのよね。



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