二ノ宮啓吉の区政日記
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2008年05月03日(土) 映画「靖国]を観て

 5月3日は我が家のご先祖の命日に当たる生きていれば106歳に当たり
昭和40年5月に亡くなって今年で43年目に当たる。
朝仏壇にお線香を上げて手を合わした、俺も店を継いで43年がたち、今では息子の章男に仕事はまかせっきり、安心しています。感謝・感謝。
 
朝から雨で、その上四連休の始まり、昨日の新聞で「靖国」の広告が出て
渋谷のシネ・アミーズで今日から上映される、ことを知りました。
(誰も知らなかった、歴史がここにある)とのフレーズに誘われて雨の中で掛けることとした。タッチの差で1時の上映に間に合わず切符を求めて渋谷をぶらぶら、何と大人が似合ない街だ、若い子が外人がと何処を見ても大人は少ない、ヤングの街、食事をしてまだ時間が余る、東急本店に顔を出すと
やっと大人らしい顔ぶれにめぐりあう。3時に映画館に戻り、見渡しても今度は大人、特に中年が夫婦で見に来ている。


日本刀の刀鍛冶「靖国刀を造るところから、{刀)戦国時代の武器、そして
戦争時代の下士官以上の軍刀」と天皇との係りを通して靖国神社の持つ神道
と言う宗教と戦争犠牲者との関わりは私には理解出来ない。
首を切っている写真は見るに忍びない、北京の抗日記念館の写真と同じであり、戦争は絶対してはならない、特に近隣とは仲良くしないとと感じる。

そして旧軍人が参拝する姿はアメリカのパレードで良く出る退役軍人と同じ
である。何処の国も民族主義とか愛国心は同じに見えた。

政治家や右翼の人が見ているとの新聞報道で今日も入り口には新聞社の人が
沢山来ているが、ドキュメンタリーとして幾つかの場面では嫌なところも有るが、総じて見るに耐えない映画ではないと、作者の意図する所は解ったつもりであり、あのような時代は二度と無い国にと思った。



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