二ノ宮啓吉の区政日記
DiaryINDEXpastwill


2006年04月24日(月) サーマル リサイクル(廃プラ焼却)

 最近サーマル「Thermal」と言う言葉を耳にする。=「熱の」「温度の」意味だ、廃プラスチックを燃焼させて熱源をリサイクルすること。

そして又「プル サーマル」と言う言葉にぶち当たった、こちらはプルトニームとサーマルリアクターの言葉を縮めた言葉で、プルトニームとウランを混ぜたMOX燃料を原子力発電所利用する事をプルサーマルと言う。
「現在 再処理で回収されたプルトニームをリサイクルすることから、エネルギーの有効活用が図られております。

東京都二十三区清掃一部事務組合「二十三区の合議体」では東京湾のゴミ捨て場、最終処分場の延命などを目的に二十三区で発生する廃プラスチックを
焼却処分する「サーマル リサイクル」の実施スケジュールを発表した。

今年はモデル収集として品川区、大田区、杉並区、足立区とし来年又区域を広げ、再来年には全区で本格実施する。

廃プラスチックとゴム、革製品、をそのまま埋め立てないで清掃工場で燃やしてゴミ量を縮減する目的があります。

しかし廃プラを燃やすと色々と害が出ると危惧する声があり、その影響・効果を調査してホームページ等で公表することとなっております。
中には廃プラを燃やすと気化した重金属類が大気中にばらまかれ、住民に大きな健康被害をもたらす」という団体もあり、今後より一層の情報開示が求められております。

目黒清掃工場でも平成二十年度より始る予定です、
サーマルリサイクルが実施されますと、一般廃棄物の年間埋め立て量は6割
削減され、その上焼却熱は発電して電力を売り約5億円の利益が見込まれます。

東京は焼却した灰も建設残土も燃えないゴミも皆、東京湾の埋め立て地に処分してます、あと何年持つか、??。その後は何処へ捨てに行くのか??。
皆で考えよう-------------。

近代機器を使ってより少ない公害予防に努力していただきたい。


ninokei |MAILHomePage

My追加