二ノ宮啓吉の区政日記
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2004年11月19日(金) 一般質問のその一

私は自由民主党目黒区議団の一員として一般質問を行います。平成十七年度の青木新区長として始めての本格予算編成にむけ区長のご決意をお伺い致します。
 まず、十月二十三日に起きました、新潟中越地方にマグニチード6.8の地震が発生し、その後も活発な余震活動が 続き信濃川に沿った新潟中越地区の皆様に心よりお見舞い申しあげます。
古くは昭和39年に新潟地震が又昭和58年には日本海中部地震がありました、今回はごく浅い地層での地震が繰り返され、局地的に大きな被害がもたらさせれたと報じております。
 新聞やTVで全国的に災害支援の輪が広がっている事が毎日報道されており、東京都消防庁のレスキュウ隊による瓦礫から男の子の無事生還はTVに釘付けとなりました又、先の阪神淡路の被災地より、その時の御礼に、いち早く駆けつけている姿が映し出され、又有る市は夏季施設の利用を申し出たり、多くのボランティアーの方々が全国的に支援の輪が広がっております。
その中で一つ目の質問は「区民より目黒区は義捐金だけか」、との声に返答に詰まりました、なんでもっと進んで支援している姿が見えないか区民は不信に思っております、
北軽井沢の夏季教育施設でも和田村の自然の村など声を出しても良かったのではないかと思います。
 区では十一月一日に現在の区の対応について報告を頂いたが、いち早く十月二十五日にはアルファー米を二八日には紙おむつを、そして三十日には簡易トイレを送っており又区内小学校の生徒により4百万円余の義捐金を頂いているのに区として区民に支援の輪が見えないのは如何ですか、区民はいらだっており、情報開示や情報発信の下手が目立っている、良い事は区民の誇りであり どしどしと発信すべきと思うが、その努力をお聞かせ下さい。
 次に災害弱者への対応に付いてあります。
災害時には、けが人や急病人の手当てのほかに、慢性の病気を持つ人の継続治療も大きな問題で、中でも週3回の人工透析が必要な腎臓病患者にとって治療中断は命にかかわる。
中越地震では長岡総合病院・立川総合病院や小千谷総合病院
十日町診療所等は阪神淡路地震の教訓を生かして医師会が「災害時情報ネットワーク」を立ち上げ、日本透析医会の 災害メーリングリストを使って対応しており、「災害病院がそれぞれ受け入れ先を探していたら、情報が交錯して混乱しただろう」と記事が載っておりました。又特別擁護老人ホームでは三十人定員の所にも六〇人ものお年寄りが廊下や病室にもあふれている映像が映し出され、温かい所で面倒をみてもらって感謝していると放映されておりました。
 目黒区には区立病院が無いので直接対応は出来ませんが
区立の特養ホームでの対応は可能と思います。
災害弱者と言われている一人暮らしの高齢者や一人では生活できない障害者の一時避難場所として区立の特養ホームでの対応しか考えられません。
先日の台風よる床上浸水に於いても、一人暮らしの方方に被害が無かったから安心致しましたが、もしその様な状態の場合、特養ホームの受け入れの対応・介護ボランテアーの受け入れなど緊急に計画を立てておく必要が有ると思うが区長のお考えをお伺えいたします。


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