二ノ宮啓吉の区政日記
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喜連川少年院 視察 報告 私は目黒区保護司会に法務大臣より配属され平成6年より早8年目を迎え 目黒区保護司会総務部長として各行事に対して保護観察所に報告の責任を負わ されております、この度も目黒区保護司会管外「矯正施設」喜連川少年院視察を 実施し、平成14年7月9日(火)〜10日(金)目黒公会堂より出発し高速 道路にて宇都宮ICをえて矢板ICより1時に栃木県塩谷郡喜連川少年院に到着 所長より説明を受け院内を視察する事が出来た。 当院では家庭裁判所から保護処分された少年を矯正のための教育を行って おり、宇都宮高等学校通信制喜連川教場として高等学校教育を行ってます。 現在18名の者が席を置いており東日本の高校教育のセンターとして、能力 に応じ大学入学資格検定の学習も行っており、定員140名の所180名入院 している。 生活指導に於いてはまず責任を持った生活を主眼にしつけ教育に重点に置き、 講座指導を通して将来の生活設計等を総合的に検討して個別的処遇計画を立て た上、生活指導、教科教育、職業補導等を実施しております。 特に職業能力開発課程では社会人として職場に円滑に復帰出来る知識、態度、 技能を身に付けると共にガス溶接、アーク・半自動溶接・危険物取り扱い、 パソコン・車両フオークリフト・クレーン・等の資格取得を目指しております。 入院から平均して7ケ月で集団生活に慣れ、改善に励み、最後の4ケ月で 出院準備教育を施し社会生活の準備を実施しております。
施設視察後も会議室に戻り所長より、退院、仮退院後は保護観察として 地域で保護司さんの献身的なお力をお借りしており、今後もよろしくお願い 致します。 須田会長から目黒区保護司会として施設に協力する志として寄付をし、 所長より感謝の言葉で少年院を後にする。 台風6号の来襲で時折雨模様で有ったが無事一泊して目黒に到着する。
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