二ノ宮啓吉の区政日記
DiaryINDEX|past|will
2002年01月14日(月) |
区立中学校の適正化について |
区立中学校の適正化について 目黒区では区立中学校の適正規模、配置、通学区域制度について検討委員会に諮問し この度答申を頂いたので報告致します。 要約すると 学校の規模は現状5,6学級が多く、適正規模として11学級が望ましい、 現行法上では学級数で教員数が決まる現状の仕組みにおいては、国語、社会、理科、 数学、英語の5教科の担当教員の複数配置が困難になり、その上選択教科や部活動など 生徒の豊かな人間形成を図ることがますます難しくなる事が予想される。
★早急の対応を要する学校 現在過小規模化が著しい学校として第二中学校がある、又道路計画の関係で早急に迫る 第六中学があり、区として早急に対応しなくてはならない。 ☆第二中学については東部地区には三,四中学校がある(二中133人5学級) ☆第六中学については中央地区には第五中学校があり 。5校を廃止し2校を新設する
統合の方式としてはABCの3校を一度廃校の手続きを取った上、新しい学校D校を 新設する方式「新設方式」が望ましい。 場所については用地難の為め廃止校を使う事になる。 ●具体的な統合の二つの案が示された 組み合わせ 平成13年現状 平成18年度予測 1案 2+3+4中 633人 17学級 540人 15学級 5+6中 447人 12学級 363人 11学級
2案 2+5+6中 580人 15学級 469人 13学級 3+4中 500人 14学級 434人 12学級 ●通学区域制度(学校選択制)の考え方。 現行の指定校変更制度により1割の学生が指定校以外の中学に進学している、 又、3割の学生が私立中学を選択している。 施策として「隣接中学校希望入学制度」を早期導入が望ましいと提言された。
紙面の関係上以上にするが、現状の少子化による学生数の減少と学校経営上の 小規模化は避けて通れない、その上厳しい財政上を加味すると適正規模、適正配置は 早急の課題であり、特に六中は都市計画道路整備との関係で建換え費用を活用して 隣接校に新たに中学校を新設すべきである。 統廃合の時期について既述が無いが区として早急に結論を以て区議会に諮り よりよい区立中学として特色ある中学校を目指して進まなくてはならない。
ご意見はE-mailでお願い致します。
|