遊戯王ゴーラッシュ感想とか雑文とか(遊戯王の謎)
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2004年02月16日(月) 神殿内の照明について

ええっと…、『ネタバレ』だから、「記憶編」のラストを知らない人は読まないでね。




W遊戯さんたちのデュエルも盛り上がってきているのに、相変わらず背景や小物の設定に目を奪われています。

先週は久々に記憶編をガーっと読み直しました。
連載されていた時は展開が早すぎて理解できなかったいくつかの点もようやく納得できました。

あげてみるなら

    3つの砂時計の効果
    アク爺が記憶の石盤に千年アイテムをはめ込むシーンがじつは描かれてなかった

あと、「そうだったっけぇぇぇ??」と思わず叫んでしまったのは、3体の神のカードが表くん装着のデュエルディスクから「アテム」の声に反応して自動射出されたこと!!

連載時はなんとも思わなかったんですが、これってすごい印象的なシーンだよな…って思いました。
記憶の世界にも三幻神はいました。
    まぁ…オシリスあたりはバクラにボコられて使い物にならない状態だったんですが…
    …でも、なぜ、あえてデッキから召喚させたのかが、と〜ても気になったわけですぅぅぅ…


で、ちょっと考えてみたのですが…

王様が表くんと出会うことで何かを学んだのなら、三幻神もカードとなってデュエルを戦い抜いたことで、やはり何かを学んだのかな…って。

つまり古代世界ではこの三幻神はとても仲が悪く、融合なんてことは無理だったと。
王様が過去、ゾークに負けたのは三幻神が融合してくれなかったから…とか(笑)。

    マリクや社長とのデュエルで三幻神たちは学んだのでした…
    結束することの大切さ…、そして友を信じる心を!!


そんなドラマチックな展開があったとは思えないが(笑)、三匹が困難を乗り越え、ファラオとの絆を深めることによって、ようやくホルアクティという最高神を呼ぶ資格を得たんじゃないかな…とか思うわけです。

まぁ〜そのデュエルモンスターズを生んだペガサスがアク爺と同じ千年眼の持ち主だったというトコロが、なにやら因縁めいておもしろいと思ったりするわけです。


で、タイトルのネタを思い出したように書きますと…。

冥界の扉の前でデュエルする二人の背後に、なんとなく描かれている「たいまつ」
あれ…ちょっと変というか、気になるというか…(^_^;)

エジプトの神殿壁画の謎の一つに、「壁画に煤がついていない」というのがあります。
薄暗い神殿内部で絵を描くには当然、光が必要です。
あれだけの彫刻と色つけを行うには長期に渡って「たいまつ」を使用することになります。
でも遺跡の天井を調べても、煤の痕跡は認められないのです。
油に灯芯を差して絵を描くこともできますが、あれだと手元だけしか明るくならず、巨大な壁画全体を見ることは不可能です。
映画「ハムナプトラ」では、遺跡内部に凹面鏡がいくつも置いてあって、一つの光源を効率よく室内に分散させているシーンがありました。
王様の時代は青銅器時代なので、きっと映画と同じように、青銅鏡で明かりを取り入れていたかもしれません。

まぁ…そんなわけで、神殿内でたいまつを燃やすと、大切な壁画に煤がつき、それは神への冒涜となってしまうので、ちょ〜っと気になったりしました。

だからあれはきっと「たいまつ」の形をした電球だと思います。
(高橋先生をこっそり擁護)


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