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2002年07月19日(金) アニメ感想補足分

アニメ感想…長かったですよねぇ(T_T)。
皆様には、毎度おつきあいいただいて、ホントに感謝です。

気がつくとセリフばかりで、大切な「感想」の書き込みが足りなかった気がするので、この場で補足しようかなぁとか…。

まず、やはり嫌だなぁ〜と思うのは、乃亜くんの死を受け入れなかった剛三郎の腐り加減!

乃亜くんの遺影をもった女性が出てきたのは、どうも教会のようなので、剛三郎はキリスト教徒なのでしょう。
キリスト教徒は、われわれ仏教徒と死生観がちっとばかし違うので、そのあたりを考慮して考えるにしても、死んだ人間の記憶を機械に閉じこめる…、まぁ…SFの世界ではよくあることなんでしょうがねぇ。

私はA.I.という映画を観ていないので、詳しい定義付けを知らないのですが、A.I.とは、「人間の心をもった機械」でよろしいのかな? そして「その心は成長する事ができる」で合っているのかな?

剛三郎は乃亜くんをそんな存在にしてでも、身近に置いておきたかった…、気持ちは分かる。
肉親を亡くした人なら誰だって切望するだろう…。

「剛三郎がそうやって乃亜くんを再生させなければ、このストーリーはなりたたないんだから、仕方ないじゃん!」とか言われそうですが、あえて真剣に考えるとやはりそういう行為には嫌悪感を抱いてしまいます。


    人間は死んだら、49日の間、親類縁者へ挨拶回りをして、極楽へ旅立って欲しい。
    そんでもって、業の解放を目指すため、再び生まれ変わって欲しい。

まぁ、私などはこんな風に考えるので、死んだ人間をこの世につなぎ止める生者の横暴は許せなかったりするのです。
「でも、あの光る玉は乃亜くんの記憶だけで、魂は成仏しているんじゃないの?」と、いう問題はどうでしょう。
個人的にはあの玉にまとわりつく乃亜くんの魂が存在していると思ってます。(おお、オカルト趣味な話題になってしまった!)

以上のことから、藤原佐為が囲碁に執着してヒカルに取り憑いていたり、シャーマンキングのシャーマン達が持ち霊を持っていたりすることは、ホントにゆゆしきブームだと思っていますが、のめり込んで観ている自分がいるのも確かなので、あまり強く言えません(^_^;)。


王様が乃亜くんの正体を知り、パズルの力によってこの世に存在している自分と同じように、機械がなければ存在できない乃亜くんを身近に感じ、なにかお言葉のひとつでもかけてやる…なんてシーンがあるのだろうか?

まぁ、乃亜くんは王様がパズルの妖精であることを知らないようなので、乃亜くんに同情心を抱くのは、王様の一方的な思いになりそうだけど。

勝敗が決まり、乃亜くんの存在が消え去ることに決まったとして、同じ境遇を生きる者としての同情から、必死に社長を説得する王様の姿を観ることができるかな?

う〜ん、タイトルの流れからすると無理そうだ…。

乃亜vs遊戯………、あれこれ考えると、ちょっと悲しすぎる対戦で、もう私なんかは涙モードです。

お互いに生身の身体を持たないモノ同士の決闘か………。

アニメスタッフも、そうとうえげつないぜ!


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