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2002年03月22日(金) エジプト

なんとなく、サイドストーリーづくりに没頭する毎日。
特に入浴中は自分でも意外な話が浮かんできて、気味の悪い思いだし笑いが連発。
ただ、それを活字に直すのはなかなか大変。

今、コソコソとエジプト時代の社長と王様を構想中。
三千年前の二人に思いを馳せる日々。
このHPを作るために必至で勉強したエジプト史…。
だからなのか、まるで自分が当時のエジプトにいるかのごとく、空気までも感じてしまう。
完全に同調しているのである。

エジプトには2回も行き、砂漠に寝ころび、海に潜り、ナイルの水まで飲んで、身体で感じたエジプトだったが、観光客が訪れるエジプトなんてたかが知れている。
おまけに権力者とか嫌いな私は「ファラオ」という王家の人々には良い感情を持ってないので、デカイ神殿や王墓などを見ると、感動するより先にムカツク…。

こんな私がエジプトを舞台にした話をちょこちょこと書いている…。
自分にとってはオドロキ以外のなにものでもない。

少しは自分の体験も織り交ぜようかと思う。
夕日のナイル川を見て、感動したこと…。
ピラミッド前のラクダを見て、「絵はがきみたい」と叫んだこと。
クフ王の大ピラミッドの玄室にたった一人、取り残されたこと。
熱さにやられ、鼻血が止まらないまま、列車に乗り込んだこと。
獣のうなり声が外から聞こえ、安ホテルでビクビクと朝を迎えたら、隣が映画館で「ゴジラ」を上映していたこと。
その他、あんな事やこんな事…。
あまりのばかばかしさに、とても設定に組み込めないことに気づく(笑)。


アケトアテンに住む王様が歩く床は、白いモルタルに鴨やらパピルスが描かれた、自然っぽい雰囲気。
テーベのセト神官が歩く床は、石造りで色がなく、おまけに神殿の明かり取りは柱と天井の境目にあるだけで、
ひらすら薄暗い…。
パピルスで編んだ草履を履いてドカドカ歩くセト神官。
王様は皮の草履を履いて、スタスタと歩きそう。
王様が見るナイル川はセト神官が見るナイル川より、すこしだけ川幅が広い。


王様がセト神官のところ行くにはナイル川をさかのぼらなければならないので、時間がかかる。
1週間ほどかかる。
だからよけいに会えたとき、嬉しいと思う。きっと思うはずだ…。
帰りは舟が勝手に流れてゆく。
心残りもあっという間。テーベは視界から消えてゆく。


ちょっとした事にあれこれ思いを馳せる。
なんだかすごく面白い。

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おまけ

 深海の戦士が言っていた、もう一つの蘊蓄(うんちく)を紹介。

 彼を知り己(おのれ)を知れば百戦(ひゃくせん)殆(あやう)からず

 意味は「敵、味方の情勢を熟知して戦えば、何度戦っても敗れることはない。」(国語大辞典小学館)
 これはアジアが誇る兵法家「孫子の謀攻」の一説です。


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