この日は朝から珍しく晴れちょった。

何故か
「ちぃと山の方へ行ってみる？」
ちゅう話になってドライブへ行く事に。

家を出て10分も行かんうちに
「何か雪が我が家の周辺よりも多くない？」
「ほうじゃの。」
そがな感じになってきた。

山へ登る道はきちんと除雪されちょったけぇ、
スリップする様な事も無くスムーズに走れるんじゃけど
それ以外の場所へ目をやると“ようこそ、雪の世界へ！”
そがな感じ。

山へ登る大きい道をある程度まで登ったところで
横道へ入った旦那さま。
その道は一応除雪はされちょるものの
あまり車が通らんせいか半分凍っちょる様な感じ。
どうやら、少し走ったとこにある展望台へ行こうとしちょる様子。

じゃけど、展望台の近くまで来た時にとある事に気が付いた。
展望台は除雪されておらず雪でいっぱい。
「これは入れんよの。」
「どう考えても無理じゃろう（笑）」
（そこにある自販機が埋もれちょった（苦笑））
確かに除雪費用が足りないと言われちょる状況の中で
展望台まで除雪する必要は無いわけで。

半分凍った道を何とか引き返し、
大きい道をちぃと下ったところにある
チェーン装着場で車を停めた旦那さま。
車を降りてみると目の前には
“嫁の身長位に降り積もった雪が・・・”

広島の南の方で育ったせいか
こがに積もった雪が珍しいうちら。
（広島でも北の方は結構が雪が降るので。）
「凄いのぅ・・・。」
と言いつつ、雪を眺めとったんじゃ。

お約束で
「嫁を埋めるなら今のうちで。
　多分、発見されるのは春になってからじゃろうけぇ（笑）」
と旦那さまに言ったけど、埋めらませんでした。
『えかったのぅ・・・。』

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2005年01月09日(日)　広島帰省　2日目
2004年01月09日(金)　車椅子はどこに消えた？