広島生まれ広島育ちのめいが書くなんちゃって広島弁日記(現在鳥取在住)
2004年01月09日(金) 車椅子はどこに消えた?
はじまりは10時に某病棟の師長さんから
「退院する患者さんがこれから車椅子を使って下りるから、
 悪いんじゃけど車椅子を持って帰って来てくれん?」

と言われたうち。

別に断わる様な事じゃなかったけぇ、
「ええですよ。」
と答えたうち。

そっから30分位たった頃かの
玄関の方へ行く用事があったけぇ、玄関を覗いて見たんよ。

車椅子が無い・・・

はじめは
『まだ患者さんが退院しとらんかもしれんけぇの。』
と思いよったうち。

まぁ、そがいに焦ってやらんといけん事でも無かったけぇ、
『また後での。』
と思うたんじゃ。

ほいじゃけど・・・
その30分後
『無いのぅ・・・』
さらに30分後
『どしたんじゃろ・・・』
さすがに1時間半も見えんとなるとええ加減
『どうなっとるんじゃろ?』
と思いはじめたうち。


その病棟で確認すると
「帰ったよ〜。」
とのお答えが。
(↑まぁ、当然じゃけどの。)

ほうなると謎なのは・・・車椅子の行方。

『多分、外来に来ちょる患者さんが乗っちょるんじゃろうけどの。』
と思うてそれらしき車椅子を見かける度に
『どうかの〜。』
と思うて覗いてみるんじゃけど、どれも違う。


『う〜ん。』
と思いつつ、仕事をしながらどこへ消えたんかわからん車椅子を探すうち。


最初に車椅子の事を聞かされてから4時間後、
『実は病棟に戻っとったりするんじゃないんね。』
と思い始めた頃。
某科の前を通った時に1台の車椅子を発見。

『・・・もしかして。』
と思うて見てみたら、“○病棟”ハッキリと書いてあった(苦笑)

『ようやく、見つけたで〜(涙)』
と思うたんじゃけど、
その車椅子を誰かが使こうちょる可能性もあったけぇ
持って帰るのはとりあえず断念せぜるおえん状況。


そっから1時間に渡ってその前を数回通ったんじゃけど、動く気配は無し。
『持って帰っても大丈夫よの、多分(笑)』
と思いつつ、連れて帰ったうちだったんじゃ。


それにしても、車椅子1台を探すのに費やした時間6時間。
(まぁ、それだけずっとやっちょったわけじゃないけどの↑)


『長かったの。』

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