看護助手のHさん。

今月いっぱいで定年退職する人なんじゃけど･･･

掃除や整理整頓をさせたら右に出る者はおらん。

掃除の苦手なうちにとってはまさに
“爪の垢を煎じて飲む”
位せんといけん人。
『よく定年まで勤め上げたよのぅ･･･』
という部分でもぶち尊敬出来る人。
じゃって、うち60歳まで
『この仕事出来る』
（そがな体力は無い。）
とは全く思うてないし（苦笑）


1年位前かのこがな出来事があったんじゃ。
金曜日の夕方、ようやっと仕事が終わって
更衣室に行こうした時だったんじゃ。
横にある階段を下りよるHさん。
もう仕事も終わったし、
『こがな時間へどこへ行くんじゃろう･･･』
と思い後をついて行ってみる事にしたんよ。

そしたら、Hさんは階段を下りていく下りていく･･･
着いたとこへ地下じゃった。

実はうちがHさんを見つけてついて行ってみようと思うたのは６階。
そう、月曜日からずっと働いちょるにもかかわらず、
金曜日の夕方に残るその元気。

もしうちじゃったら、もうバテバテじゃけぇ
素直にエレベータが来るのを待ったじゃろうの（爆）
この時に
『この人には絶対勝てん。』
そう思うたわ。

そがなHさんは実は今日で最後。
（有給がいっぱい残っちょるけぇの。）


これからの1日1日がＨさんにとって
より良い日々である事を願うちょるうちだったんじゃ。

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2003年03月19日(水)　助手だけの歓送迎会