LORANの日記
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マリンスノウは、「明治製菓アーモンドチョコレート」用のスキマ
スイッチ(作詞・作曲:大橋卓弥 / 常田真太郎)の歌だそうです。
そんなこととはまったく知らず、大海のプランクトンの死骸を思って
いました。
今年1月24日〜28日、宮古島へ行きました。
大きな空と輝く海原、数時間で一周してしまう小島でした。
長い橋が北と南にあり、特に南の海の青さに驚嘆しました。
翌日には、宮古島博物館へ行きました。
そこで「サバニ」と呼ばれる小船を、見せていただきました。
質問に答えてくれた年配の方に、ぶしつけな質問をしました。
淡々と答えた内容に驚きました。
昔は豊かな島だったこと。
薩摩藩に命じられて、お金を稼ぐことになったこと。
戦後はマラリアに罹って、数多くの死亡者が出たこと。
子供たちは学校へも行けず、悲惨な境遇に耐えたこと。
今も航空機会社の円高の影響で、折角造った訓練施設が閉鎖に
なりそうだということでした。
この話を思い出しました。
いつの世も、底辺で生きる人は苦しみに耐えています。
元々は、とても豊かな島でした。
商品市場に組み入れられて、悲劇が始まりました。
「マリンスノウ」は、プランクトンの死骸です。
深い海に、休むことなく降り続きます。
いつか、降り続く「マリンスノウ」に終わりはないのでしょうか?
人が人を支配する日が、終わることは無いのでしょうか?
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