LORANの日記
DiaryINDEX|past|will
疑問を持つ人と、持たない人の違いはなんでしょうか?
単に、性格的なものなのでしょうか?
発明王・エジソンが小学校へ入学して、担任教師を質問ぜめにしたために、
退学になったと伝えられています。他方、LD、ADHD、アスペルガー症候群が
あったのかもという説もあります。
アテナイのソクラテスは、「無知の知」という言葉で知られていますが、
「自分が知らない」ということを自覚した人という意味でしょう。
お釈迦様もまた、自分が無知であるから、悟りを求めたのでしょう。
悟りを得た後、人々に出家を勧め、非日常性の中でなければ答えを求める
ことができないと説いたと思います。
では、疑問を持つ人は、なぜそんなに疑問に執着するのでしょうか?
地位や名誉や家族を捨ててまで、疑問の答えを見つけようとするのでしょうか?
疑問とは、それほどまでに人を動かすものなのでしょうか?
「人は、すべてを初めから知っている。」と思います。
しかし、生まれてきたときに、多分、忘れてしまったのでしょう。
それで、一般の人は、疑問を持たない人が多いのでしょう。
ごく一部の人が、忘れてしまったことに、微かに気づいているのでしょう。
それで、「なぜ、自分はここにいるのだろう?」
「どうして、自分と他人は異なるのだろう?」
「なぜ、人は異なった考えを持つのだろう?」
そんな疑問を持つのでしょう。
答えを既に知っていて、思い出せないので疑問を持つのでしょう。
既に自分が知っている答えと、現実があまりにも違うので、疑問を持つのでしょう。
どうぞ、思い出してください。
あなたは、あなたのことをよく知っています。
あなたがどれほどすばらしい存在であったかを、よく知っています。
あなたの中の真実が、あなたが思い出すことを待っています。
|