LORANの日記
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2007年07月29日(日) 選挙のふしぎ?


今日は参議院選挙の投票日です。

日本国民には三大義務と三大権利があります。


三大義務は勤労、納税、子供に教育を受けさせることで、

三大権利は生存権、教育を受ける権利、参政権です。


参政権とは、国民が主権者として、直接又は代表者を通じて

間接的に国の政治に参加する権利のことをいいます。


今日の選挙の投票は、国民の権利に属します。

朝から何回も、「投票に行きましょう。」と広報で言って

いるのは、「国民の権利を行使しましょう。」と言うことです。


「国民は法の下では平等である。」という法治国家の日本において、

平等とは、権力者もそうでない者も、同じ法律の適用を受けると

いうことです。


つまり、他のことでは不平等でもしかたがないということです。

私たちの大きな錯誤=誤解は、すべてが平等であるように思って

いることです。


ここに大きな落とし穴があります。

「自由、平等、公平」は、民主主義の基本ですが、法的には以上の

ような状態です。


「アメリカン・ドリーム」とは、努力する者は大きな成功と報酬と

名誉を享受できることです。

マイクロソフト社の創業者・ビル・ゲイツは、正にその英雄です。


しかし、アメリカの人口=2億8千万人の中で、たった一人の成功

では、「自由、平等、公平」とは言えません。


250万本にたった1本の宝くじよりも、100倍も当たりません。

それでも、「自由、平等、公平」を謳っているのは、作為的です。


国民はテレビや新聞で、事実を知っているかのような感覚になり

ますが、事実の一部だけを知らされているに過ぎません。


相手を100回も叩いておきながら、相手が1回叩いたら、その

1回だけを報道することと同じです。


ケンカをしたら、双方の言い分を、すべて聞いてからでなければ、

仲裁はできません。


片方の言い分だけを聞いて、相手を無視するやり方は、公平では

ありません。


テレビや新聞報道は、基本的に政府とスポンサーの大企業の代弁を

しています。


国民は投票に際して、マスコミ以外の情報を入手しなければなりません。

それでなければ、自分の権利を正当に行使することはできません。





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