LORANの日記
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富士海岸に、いろいろな花が咲いています。
ピンクのハマヒルガオの群生は、とても可憐です。
散歩をしている鼻に、どこからか甘い香りが入ってきます。
振り向けば、テリハノイバラの白い花です。
バラ科ですからトゲもありますが、小振りですがかわいい花です。
漢方では、この実を利尿や下剤に使用するそうです。
一斉に、アジサイの花が咲き出しました。
まだ色づいている花は少ないのですが、梅雨の訪れを感じさせます。
6月に入って、間もなく今年も、半年近く過ぎることを感じました。
「光陰矢の如し」の言葉通り、なにをしても、しなくても、時間は
過ぎ去っていきます。
10年、20年は、あっという間の出来事です。
30年、40年も、また夢の如しです。
海岸には、何億年も同じように波が打ち寄せています。
そこには、川を通って運ばれた岩石が、細かな砂の山を作っています。
この砂は、時間の骸(むくろ)なのでしょう。
人は、そこを通り過ぎる「一陣の風」に過ぎません。
空は雲に覆われていても、雲の上の紺碧の空は、いつも澄み切っています。
ゆっくりと、しかも決して止まらず、すべてが動いています。
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