LORANの日記
DiaryINDEXpastwill


2007年06月05日(火) テリハノイバラ




富士海岸に、いろいろな花が咲いています。

ピンクのハマヒルガオの群生は、とても可憐です。


散歩をしている鼻に、どこからか甘い香りが入ってきます。

振り向けば、テリハノイバラの白い花です。


バラ科ですからトゲもありますが、小振りですがかわいい花です。

漢方では、この実を利尿や下剤に使用するそうです。


一斉に、アジサイの花が咲き出しました。

まだ色づいている花は少ないのですが、梅雨の訪れを感じさせます。


6月に入って、間もなく今年も、半年近く過ぎることを感じました。

「光陰矢の如し」の言葉通り、なにをしても、しなくても、時間は

過ぎ去っていきます。


10年、20年は、あっという間の出来事です。

30年、40年も、また夢の如しです。


海岸には、何億年も同じように波が打ち寄せています。

そこには、川を通って運ばれた岩石が、細かな砂の山を作っています。


この砂は、時間の骸(むくろ)なのでしょう。

人は、そこを通り過ぎる「一陣の風」に過ぎません。


空は雲に覆われていても、雲の上の紺碧の空は、いつも澄み切っています。

ゆっくりと、しかも決して止まらず、すべてが動いています。






LORAN |MAILHomePage

My追加