LORANの日記
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海岸に平行して走る道路の車の通行量が多いのは、日曜日だから。
つながって走る車を横目に、いつもの本須賀海岸へ到着しました。
早朝だというのに、サーファーの車が並んでいます。
南北に長い海岸線の、一番北側まで歩きます。
その辺りは、サーファーの姿は少ないからです。
今日の空は、厚い雲に覆われています。
早朝でも気温が上がっているので、半袖でも寒くありません。
体も寒いと緊張して固まっていますが、もうそれもありません。
肉体の調子をみながら、自分のエネルギーの状態をみながら、
ワークを開始します。
思えば、ただただ、時間に追われ、仕事に使われ、お金や従業員
に使われて働いてきました。
仕事に打ち込むことで、自己満足していただけでした。
体やこころがどんなに悲鳴をあげようと、気にもしませんでした。
みんなと仲良く、一緒に成し遂げる喜びを優先していました。
まるで同好会のような、グループの心地よさに酔っていました。
仕事も、活動も、睡眠も十分とらないで、頑張っていました。
イベントの打ち合わせや、打ち上げと称して、大酒を飲んでいました。
しかし、50歳に近づいて、体力の限界に達しました。
「あと半年しか生きられない」と、突然思いました。
自分の勘だけが自信でしたから、すぐに会社を廃業しました。
負債の整理のため、すべての不動産を処分しました。
そして、あれから間もなく8年が経ちます。
家屋敷や会社や、当時のグループはありません。
しかし、誰よりも自由に暮らしています。
誰よりも幸せな人生を生きています。
このような幸運に気づかせていただいた、すべての導きに感謝します。
自分を育て、自分の能力を開花させてくれた、すべてに感謝します。
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