LORANの日記
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2007年04月28日(土) テレビについて





現代人にテレビは欠かせないようです。

テレビの放映が1953年ですから、開始されてから半世紀が経ちます。


過半数の人が、生まれたときからテレビを見ていることになります。

ちなみに私の家にテレビが入ったのは、11歳(1955年)でした。


テレビは情報番組として、重要な役割を果たしています。

しかし、NHKは国営放送としての役割がとても大きいです。

国会中継でも、マイクにNHKと民放の2本が使われています。

NHKは国鉄、NTT、日本航空などと同じく、国営の色が濃いのです。


民放は、先年フジテレビとホリエモンの騒動があったとき、裁判所へ

提出した上申書で「フジテレビという広告媒体は・・・」と自らが書いた

ように、広告で収益を得ることが営業の目的です。


ですから、スポンサーの意向に反した番組や主張は不可能です。

商品販売の広告ですから、消費を煽ることが要求されます。


これでは、現代の諸問題である、エネルギーや資源、環境問題に対して

逆行してしまいます。


マスコミはこれらの矛盾をいつも抱えています。

しかし、テレビを見続けていれば、これらの矛盾が分からなくなるでしょう。

マスコミが矛盾を曖昧にしながら、放送を続けているのに慣れてしまうからです。


ですから、諸問題があるのに、テレビで宣伝しているのでいいだろうという

スタンスになります。


テレビの持つ矛盾から離れなければ、正しい判断は不可能です。

私はLORANで学ぶ人に、テレビを見ないことを勧めています。


生まれてからずっと見続けているのだから、しばらく見なくてもいいでしょう。




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