LORANの日記
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現代人にテレビは欠かせないようです。
テレビの放映が1953年ですから、開始されてから半世紀が経ちます。
過半数の人が、生まれたときからテレビを見ていることになります。
ちなみに私の家にテレビが入ったのは、11歳(1955年)でした。
テレビは情報番組として、重要な役割を果たしています。
しかし、NHKは国営放送としての役割がとても大きいです。
国会中継でも、マイクにNHKと民放の2本が使われています。
NHKは国鉄、NTT、日本航空などと同じく、国営の色が濃いのです。
民放は、先年フジテレビとホリエモンの騒動があったとき、裁判所へ
提出した上申書で「フジテレビという広告媒体は・・・」と自らが書いた
ように、広告で収益を得ることが営業の目的です。
ですから、スポンサーの意向に反した番組や主張は不可能です。
商品販売の広告ですから、消費を煽ることが要求されます。
これでは、現代の諸問題である、エネルギーや資源、環境問題に対して
逆行してしまいます。
マスコミはこれらの矛盾をいつも抱えています。
しかし、テレビを見続けていれば、これらの矛盾が分からなくなるでしょう。
マスコミが矛盾を曖昧にしながら、放送を続けているのに慣れてしまうからです。
ですから、諸問題があるのに、テレビで宣伝しているのでいいだろうという
スタンスになります。
テレビの持つ矛盾から離れなければ、正しい判断は不可能です。
私はLORANで学ぶ人に、テレビを見ないことを勧めています。
生まれてからずっと見続けているのだから、しばらく見なくてもいいでしょう。
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