LORANの日記
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2004年09月13日(月) ネオコン

「ネオコン」つまり「ネオ・コンサーバティヴ=neo-conservative」のことで、「新保守主義」と略されるアメリカ政治の形態をいいます。

ネオコンの主張によると、従来のアメリカは世界の安定を重視するあまり、世界各地の独裁政権に対して甘い態度を採る「現実主義者」(中道派)が主導してきましたが、その結果、フセインや金正日といった危険な政権がのさばる状態になっています。この悪しき現実を改めて、イラク侵攻を皮切りに世界を民主化するのだ、というのがネオコンの考えで、ブッシュ大統領はこれに感化されてイラク侵攻に踏み切った、とされています。

この考え方には重大な誤りがあります。アメリカは植民地支配や帝国主義支配という過去の歴史からなにも学んでいないことになります。

西欧の植民地支配は、キリスト教以外の邪教を信じている未開の人々の魂を救うためであると理由付けられていました。したがって、宗教を広めるという大義のために未開地へ進出し略奪と破壊を行い、住民数千万人を奴隷として売買したのです。

2000年3月13日、カトリックの法王ヨハネ・パウロ2世が下記の懺悔をしました。

「(アフリカ、米大陸などへの布教では)人種、民族的な差別に基づいた排他的な行いがあり、罪深いふるまいがあった。異人種の権利を迫害し、彼らの伝統的宗教や文化に対する侮辱的な態度を取った。」

このような反省をネオコンは無視しています。
今度はキリスト教ではなく、民主化という名前で制覇しようとしています。

つまり、大義名分はなんでもいいのです。アメリカは世界制覇さえできれば。

このような時代錯誤で荒唐無稽で手前勝手な論理を振り回しているアメリカの次元の低さに呆れてしまいます。また、それに唯々諾々とついていく日本の為政者の識見の無さには情けなくて涙も出ません。

このような幼稚で危険極まる勢力を放置しておくことはとても危険です。

皆様の識見がいま、問われています。


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