LORANの日記
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2004年08月02日(月) ナスカの地上絵

ペルーのナスカの地上絵を知っている人は多いでしょう。

その絵をいままで守ってきたのは、ドイツ人のマリア・ライヘでした。

ヒットラーが政権を取る直前にドイツを出てペルーへ渡りました。

家庭教師や語学教師などをして生活していましたが、ナスカの地上絵が話題に
なるといち早く、その研究に入りました。

以来砂漠で寝起きしながらの期間を含めて、約60年間もの長い間、研究と保護活動
に没頭しました。

テレビ司会者の楠田枝里子さんが彼女に興味を持ちペルーへ通いました。

その間の活動については、彼女の著書に詳しいのでご覧ください。

すでに数年前に90歳の天寿を全うしてマリア・ライヘは旅立ちました。

世界的にも貴重な遺産である地上絵は、近くの鉱山開発の粉塵の降灰などで

消えつつあるそうです。

下記の楠田枝里子さんのHPで地上絵の保護活動について書かれています。


http://www.erikokusuta.com/maria/maria1.shtml

「ナスカ 砂の王国」 地上絵の謎を追ったマリア・ライヘの生涯
                         楠田 枝里子著  文芸春秋


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