LORANの日記
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2004年06月02日(水) 田の苗

6月になりました。
5月初めの連休頃に競って植えられた稲の苗が、随分大きく成長しました。
まだ一月も経っていないのに、自然の大きな力を感じます。

蛙の声は日中は聞こえませんが、夜になるとやかましいほどの大きな合唱になります。
蛙の声を騒音と聞くか、季節の風物詩として楽しむかは個人の勝手とは言え、
蛙に残された聖地を守りたいと思うのは私一人ではないでしょう。

田舎暮らしとは、自然環境の中に間借りをして暮らさせていただくことでしょう。

都会暮らしとは、人間が作った環境の中で自分を適合させて暮らすことでしょう。

自然の一部である人間にとって、田舎は不便でも快適な環境です。

都会は便利ですが、自然の中で生きなければならない人間にとって過酷な環境です。

都会には情報が氾濫しています。

テレビや新聞、雑誌などのマスコミ情報は、刺激であっても生存に必須条件ではありません。

情報が氾濫すればするほど、自分を確認できなくなります。
不安が増大し、ストレスが溜まります。
ストレスから逃れるために、さらに刺激を求めます。
そして、なにが自分に必要かも判らなくなります。
自分が何者かも判らなくなります。

この状態が社会にも学校にも蔓延しています。
社会も学校も崩壊しています。

テレビを毎週消して見ない日を家庭で決めて実行しなければなりません。


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