LORANの日記
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2004年05月03日(月) テレビ

テレビ視聴率が報道されていました。
30%以上の視聴率の番組が激減しているそうです。

下記のグラフが示すように、1世帯のテレビ視聴時間は約8時間です。

睡眠時間8時間、労働時間を8時間とすればテレビ時間8時間は起きている生活時間に
相当します。
つまり、起きている間中、テレビはつけっぱなし状態ということです。

これでは、自分が静かに考えることは不可能です。
自分の考えや信念に基づいて生きることは不可能です。

主体性のない自分の人生ほど無気力で空疎な人生はありません。
まるでお酒に酔っているように見える人が多いのはそのせいでしょう。

著名な評論家・大宅壮一氏がテレビ放映が開始されたとき、「1億総白痴化」と
警鐘を鳴らしたことが思い起こされます。

テレビで毎日言われ続けていると、言われたことが当然のように思えてきます。
日本中の人がテレビと同じ考えを刷り込まれて、同じ考え方になる危険性があります。
これを「マインド・コントロール」と言います。

テレビは生活の必需品のように感じますが、無くても生命に影響ありません。
もし、見るのをやめることができないなら、「テレビ依存症」という中毒状態です。

お酒の好きな人が「休肝日」を作るように、家族全員で毎週最低1日はテレビを見ない日を
作る必要があります。



Asahi Com


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