LORANの日記
DiaryINDEXpastwill


2004年04月29日(木) 連休と行楽

今日は「1日リラックスワーク」で渋谷へ行きました。
先ほど帰宅しました。
参加者の皆様には心から感謝しています。

東名高速道路上り線の海老名PAを出発したときAM 8:15でした。
下り線は海老名から東京料金所付近まで大渋滞が始まっていました。

大型連休で東京脱出の家族連れが多いのでしょう。
家族サービスも楽ではないでしょうね。

レジャーといえば日本中で誰もが同じ行動をします。
だから道路も行楽地も大混雑です。
行動の均一化という日本人の特徴が表れています。

それは同じ価値観を持たない人への疎外感や嫌悪感に繋がります。
非難やバッシング、いじめへエスカレートすることもしばしばです。

先日のイラク人質事件などはその好例です。
被害者のボランティアの女性のホームページへ1日に10万件ものアクセスがあり、
彼女の行動を非難する書き込みが激増したので、やむなく閉鎖したそうです。

国会決算委員会で参議院の柏村武昭議員が彼女らを「反日的分子」と非難したと報じ
られています。その時代錯誤と排他的で短絡的な発想には驚かされます。

政府が渡航や滞在の警告を行い、国民の安全を図るのは当然です。
しかし、政府の警告を聞かなかったと言ってすべての行動を禁止することはできません。
パスポートを交付しているのは本人の渡航を許可しているからです。
本人が自分の安全を守る責任があるのは当然ですが、万一の時には政府は国民を
守る義務があります。

欧米のマスコミは被害者を非難するどころか、評価さえしています。
死線を越えて難民のボランティアをする勇気を讃えています。

欧米には、個人の自由を評価する考え方があります。
個人の自由な発想と行動が、権力者を倒す革命を起こしてきました。

日本人の多くが「お上」への迎合的な意識が強く、政府や役人と一緒になって
「お上」の指示に従わない被害者を非難しています。
これでは新しい発想や行動はすべて禁止されてしまいます。
戦争時の挙国一致と同じで、とても危険な傾向です。

自分で考え行動しなければ、真の自由はありません。
それを可能にするには、このような非難にも負けない信念と勇気が必要です。

精神世界と言われる運動も正にその通りです。

誰にも評価されず、認められず、非難されても、自分の信念で生きていけるでしょうか?






LORAN |MAILHomePage

My追加