今月に入ってから2回ほど、花がテーマのテーマパークに行って来た。
先に行ったところは外国風の一面の花畑だった。
まるでペンキでも塗ったように均一な色。 直線のラインに区切られた色。 四角いスペースに等間隔に散らばる、色。
違和感ばかりだった。
あとに行ったところは、ワイルドと銘打つ場所だった。
1つのポットにごちゃ混ぜの色で同じ花が植えてあった。 ある花壇には同じ花が一斉に花開いていた。 畑風に作ってある花壇には作物系の植物が植えてあった。
とても、なごんだ。
しかし。
よくよく考えてみれば、ココもどこもかしこも手入れされ整理された場所なのだ。 種類さえ混ぜてあって植えてすらいないであろうスペースも。 木の根本に生えた小さな花も。 ヒトが作った風景。
日本の懐かしい田園は、全てヒトが耕し植えたもの。 外国で見る広い草原は、家畜のために開かれたもの。
所詮、ヒトの作り上げた物の中で、ヒトは安心するのか。 そんなことをふと思う。
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