飛翔睡夢
ゆうちゃんによる姉妹日記

2002年05月19日(日) 花。

今月に入ってから2回ほど、花がテーマのテーマパークに行って来た。


先に行ったところは外国風の一面の花畑だった。

まるでペンキでも塗ったように均一な色。
直線のラインに区切られた色。
四角いスペースに等間隔に散らばる、色。

違和感ばかりだった。


あとに行ったところは、ワイルドと銘打つ場所だった。

1つのポットにごちゃ混ぜの色で同じ花が植えてあった。
ある花壇には同じ花が一斉に花開いていた。
畑風に作ってある花壇には作物系の植物が植えてあった。

とても、なごんだ。

しかし。

よくよく考えてみれば、ココもどこもかしこも手入れされ整理された場所なのだ。
種類さえ混ぜてあって植えてすらいないであろうスペースも。
木の根本に生えた小さな花も。
ヒトが作った風景。


日本の懐かしい田園は、全てヒトが耕し植えたもの。
外国で見る広い草原は、家畜のために開かれたもの。

所詮、ヒトの作り上げた物の中で、ヒトは安心するのか。
そんなことをふと思う。


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