ゆるだら
ひいな

+-- 注)この日記は鬱病・自傷などの内容を含んでいます --+

 櫻の樹の下には
2004年03月27日(土)


死体が眠る …と書いたのは梶井基次郎で、
元になった物語は坂口安吾の『桜の森の満開の下』。

安吾…結構好きな作家だったりする(笑)

桜といえば、中山可穂の『サグラダ・ファミリア』の中で、
主人公の響子が満開の桜の木の下で、亡くした愛猫を抱いて佇む…
という場面がある。


桜って何だか 死 の匂いがする。


今日は久しぶりの晴天で、東京の桜も一気に花開くかな?
ずっと、五分咲き程度で止まっていたからなぁ。
後は一気に散っていくんだな…それもなんだかもの哀しい。

家の近くに桜並木があるんだけど、この季節は“桜祭り”の提灯が下がっている。
…個人的にはちょっと(かなり)抵抗がある(笑)
あの赤い提灯がなければ、ずっといい雰囲気になるような気がする。

華麗 幻想 残酷 輪廻 夢うたた…


いかん。
もっと健康的に 河口恭吾 でも聴いていた方がいいのかもしれない。

僕が傍にいるよ
君を笑わせるから
桜咲く季節かぞえ
君と歩いていこう

って、まるで守護天使・姫がおねえちゃんに歌ってくれてるみたいじゃない(笑)

その守護天使様は、私がキッチンで洗い物をしていたりすると、
背後から肩に飛び乗ってくる。
そして肩に座って、必ず両手を私の頭の上に置くの( ̄ェ ̄;)

重いし、バランス悪いし、もー大変!(可愛いけど)


今日はコイビトが昼寝をしにやって来た。
守護天使様はプリンタの上から、眠っているコイビトをじーっと見下ろしていた。
すっごい迷惑そうな顔して(笑)

この2人、だんだん仲が悪くなっていくなぁ…(泣)
私が入院中、姫を見て貰わなくちゃいけないのに。

入院している間、2人暮らしの静かな初老の夫婦に預けるとか、
コイビト宅に預けるとか色々話していたんだけど、猫は環境の変化を最も嫌うし、
何より姫ちぃの性格から考えて、自宅でお留守番してもらう方が良いんじゃないかと
いう話の流れになっている。
で、コイビトや友人にシフトを組んで貰ってお世話をお願いしようかと。
私は任意入院だからすぐに外出許可も出ると思うし。

淋しくさせてごめんね、姫。
でもおねえちゃんは絶対元気になって戻ってくるから。


コイビトに「また痩せただろ?」なんて言われ。
そうなのかな?そうなんだろうな、やっぱり。
ここのところ、とうとう身体が出社拒否を起こし出していて、
しょっちゅうお腹壊してるんだよね。

コイビトから「今から行く」って電話が入るとお腹が痛くなるし(笑)
こっちは“まだ切っているのがバレたらどうしよう”というストレスかな。

あーあ。
アタマもカラダも弱りすぎ、私。


そうそう。
ペットの保険(共済だけど)で、障害者割引があるトコを見つけた。
珍しく精神障害者も対象になっている。
…というか、私、まだ手帳持ってないんだけどね(笑)
来月、保健所に電話して確認しなきゃ。

1人暮らしで病気になっちゃって、暫く仕事できなくなってしまったら、
すっごい恐怖でしょ?(しかも身内に頼れないときたもんだ)
だから生きていく為に使える色んな公的制度を調べてます。
退院して自宅療養に入ったらまたHP作ろうと思ってまして…。
その時に、そんな私なりの情報ページを作れたらと思ってます。


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