まろやかな日々
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中学時代から仲の良い、地元の友だちに逢った。
彼女は、第3子を出産直前に失うという悲しい出来事に遭った後 心のバランスを崩してしまっていた。
穏やかな日々を過ごせてはいるが 時々、生命に対する執着が強くなり過ぎて 不安になってしまうという。
そして、失った子どものコトを考え 本来ならば、初期のうちに流産するであろう生命だったのに成長し続けた強さ そして、自然淘汰され流産することも必要だったのだと 自分を納得させようとしていた。
私は・・・、 千袖が還ってしまったコトを、まだ納得出来ていない。
納得してしまえば 周囲に望まれないまま生まれずに済んでよかったね、と 認めたコトになってしまうような気がして。
私は、あの子の生命を守れなかった。
自分で覚悟して授かったのに 最後まで守れなかった後ろめたさがあるから 自然淘汰も必要だったなんて言えない。
納得出来ない。
あの頃私は。。。
2005年10月05日(水) 授かった生命 2002年10月05日(土) きぬ@独身最後の。
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