まろやかな日々
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2005年10月04日(火) 予感

なんとなく、予感していた。
手術をしても、それが全ての解決にはならないだろうと。
妊娠することは、難しいだろうと。

そういう予感に限って、もれなく的中するのはどうしてだろう。
だからといって、ショックを受けないわけではない。
予感があったからこそ、それを打ち消したくて
より強く、期待してしまうものなのだ。
そして、深く傷つく。
思い出す度に、涙が止まらなくなる程に。

彼が来て、夕食を取った後
「言おうかどうしようか、すごく迷ったんだけれど・・・」
と、彼から切り出した。


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私は、「ああ、そう・・・」とだけ答えた。
必要以上に、落ち着いていた。
「でもセンセイが、あまり気にすることないって言っていたよ。
 妊娠は半年しないとダメだけど、その前にもう一度よく調べた方がいいって。
 角度がよくなかっただけかもしれないからって」
と言う彼の言葉にも、普通に応じていた。

そっかぁ。ダメなのか。
やっぱり。。。

消灯時間になって、ぼんやりと考えていたら
涙が溢れてきた。
拭っても拭っても止まらなくて
天井を見つめて、黙って泣いていた。

傷が疼く。
何のための傷なんだろう。
どうすれば、許してもらえるんだろう。

自分の力では、妊娠することが出来ないなんて。

希望を見失ってしまいそうだよ。



あの頃私は。。。
2002年10月04日(金) きぬ@徹夜

華泉 |MAIL
まろの気まぐれ日記
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