まろやかな日々
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入院しました。 不安もあるけれど、この先は光であることを信じて頑張ってきます。
10:00 手術説明 11:20 入院説明 12:00 昼食 14:00 検温・血圧測定 15:00 彼が来院 17:30 散歩 18:00 夕食 19:30 彼が帰宅 21:00 消灯
手術説明の時に、私の主治医のセンセイと初体面しました。 女性のNセンセイという方です。 若くて、スラッとしていて 物事をハッキリと言うセンセイでした。 部屋に案内される前に、そのセンセイから手術説明を受けました。
今回摘出する筋腫は「粘膜下筋腫」という、一番子宮内膜に近く 妊娠にも影響の出やすい箇所の筋腫である。
筋腫は良性であれば、摘出することもなく治療することも出来るが どの治療も、抜本的に解決するものではない。 今後、妊娠を希望しているということもあるので 摘出することで、より妊娠時に望ましい子宮に近付けるというのが 今回の手術の目的である。
従って、子宮全摘出ではなく筋腫核出となるが 子宮内膜のギリギリのところを取り出すため 安全で、より確実な開腹手術で行なう。 しかし、他の手術に比べて困難な手術になってしまうことは否めない。 手術は慎重に行なうが、万が一の場合には子宮全摘出になってしまう場合もある。
摘出の際、内膜と筋腫の境目をハッキリさせるために青い水を流すが これは最終的には欠陥に取り込まれ、尿になって出ていってしまう。 この水を用いて、卵管が通っているかも確認する予定である。
傷口は、出来るだけ癒着しないよう 癒着防止シート(最後には溶けて尿になる)を入れ 野球ボールのように細かく縫っていく。 表面の傷についても、傷が残らないように傷テープを用い ホッチキスなどで縫合することはしない。
手術後、半年経てば妊娠してもよいが その時は、他の人よりも内膜がかなり弱っているので 必ず帝王切開で出産してほしい。 無理に自然分娩にして、子宮が破裂した場合 母子が生存する確率は極めて低い。 また、その時のことを考慮し縦に開腹する。
この病院では、不妊治療・分娩には対応していないので 治療や分娩の際に必要な情報は、依頼があれば全て提供する。
センセイに「何か質問はありますか?」と聞かれて 1つ質問しました。 「お腹は、何cm切るんですか?」
センセイは答えました。
あの頃私は。。。
2002年09月29日(日) きぬ@打ち合わせ(4)
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