まろやかな日々
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職場で、1月にも異動があるそうで 私が10月までいた係が、またも被害にあったそうです。
4月に,丸8年勤務していた私の同期が。 11月に、丸7年と7ヶ月勤務の私。 それに加えて、1月に 丸4年と3ヶ月勤務の年輩の方が異動となるそうです。
同じ係で3人、相次いでの異動は 悲劇としか言い様がありません。 1年も経たないうちに、係の半分が入れ代わってしまったのです。 そのシゴトは、1月からの半年が殺人的に忙しいのに。 さらに、専門的な知識が必要となる上 年単位のシゴトなので、全てが新規になるのです。
私が7年目を迎えた春、新規採用の男の子が入ってきました。 同期もまだ異動していなかった時で でも、私も同期もいつ異動してもおかしくない状況だったので そうなった時に困らないように、1年のうちにやる全てのシゴトを 1年で満遍なく教えることにしました。 そのコはとても優秀だったので、教えた大体のことを理解してくれました。 私の後に係に来た誰よりも、シゴトを把握するまでになりました。
今年の春、私は異動できなかったけれど そのコと一緒に、安定したシゴトができるはずでした。 ところが、思わぬ内部異動で そのコは係にいながら、別のシゴトを担当することになりました。 新しく来た後輩に、また最初から教えなければならない。 でも私にはもう、去年のような熱心さは残っていませんでした。 出来ることをやってもらえばいい。 そんな淡白さで指導していました。
そこで、度重なる異動です。 私がいなくなったことで、シゴトが一番見えているのは そのコだけになりました。 でも、彼の担当は違うのです。 なのに、係のシゴトも背負わなければならない。 他に、解る人がいないから。
1月の異動の知らせを持ってきてくれたのは、リーダーでした。 「お前がシゴトをやり過ぎたからいけないんだ」と言われました。 でも、だったらどうすればよかったのでしょう。 出来る人は誰もいなかったのに。
残されたそのコからもメールが来ました。 「もうギブアップです」 その言葉が痛々しくて、やり切れない。 係内で一番下のそのコが、背負うものは大きすぎる。 私が見せてしまったんだろうか。 知らない方が、苦しまなかったんだろうか。
私が助けに行くことを、みんなが受け入れてくれるだろうか。 冷たい、課の中で。 かえって、やり難くなったりしないだろうか。 私は、どうすればいいんだろう。
あまりにも、残酷すぎます。
あの頃私は。。。
2002年12月23日(月) 年賀状
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