まろやかな日々
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集合住宅だから、いずれは遭遇するだろうとは思っていたけれど ついに、その日が来てしまいました。
私は、そいつが大嫌いです。 それは、彼も同じ。 いつも、もし遭遇した時には頼むよって 成敗係を押し付けあっているの。
今日、部屋で寛いでいる時に 私の横をそいつが走り抜けていくのを、彼が目撃しました。
「あっ!」 彼が気が付いて、口にした途端 私はそこから飛び退いて、部屋の外に逃げ出していました。
でも、彼は落ち着いていました。 「何か、やっつけられそうな物を持って来て」と 私に指示しました。
新聞紙は、そいつの向こうの押し入れ。 開けて逃げ込まれたら大変です。 殺虫剤もない。 私は周りを見回して、薄い雑誌を手渡しました。
彼は、その頼りないものに不服そうだったけれど それを丸めて挌闘しました。 そして! やっつけて、外に捨てることに成功したのです。
やった! 窓を閉めて、一息つく私たち。 ドキドキが止まりません。 すると、彼が言ったのです。 「俺・・・、きぬぞうの為なら頑張れた」
なんて、うれしい言葉。 惚れ直しました。 ありがとう。 守られているって、なんて幸せ。
明日、殺虫剤を買って 週末にはバルサンする予定です。
あの頃私は。。。
2002年06月24日(月) きぬ@キャラメル
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