まろやかな日々
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以前の日記でお話ししたとおり、 今日は私の悲しい思い出の日でした。
去年、彼は私のそのハナシを聞いて 「悲しい思い出を、楽しい思い出に変えよう!」と言って 初めて、オムライスを作ってくれたのです。 当日まで、何度も練習して。 とっても美味しかった。 その日は、私と彼のとっておきの日に変わって。 彼は、「オムライス大臣」に就任しました。
だから今日は、オムライスの日。 昼間しか会えないので、お昼ご飯に作って食べることにしました。 大臣のオムライスは、「あるある大辞典」仕込み。 でも卵に包むのはチキンライスではなく、ハムライスなの。 いつもは一緒にやっているお勝手シゴトも、オムライスの時だけは大臣にお任せします。 私は、いつになく真剣な顔で取り組む大臣を見ていればいいのです。 あ〜、なんて幸せ。 久しぶりに作ったというそれは、大臣には納得いかなかったかもしれないけれど 私には十分すぎる程でした。
デザートにゼリーを食べて、それから一緒にお片付けしました。 「オム大臣」である彼は、同時に「洗い大臣」でもあります。 手際よく洗いものをする彼は、私には勿体ないくらいです。 こんな彼でも、一緒に暮らすようになったら豹変したりするんだろうか。 「騙された」と思う程、絶望したりするんだろうか。 先のコトなんて、誰にも解らないけれど 今は、そんな日が来るなんて 死んでも、思えない。
変わらずに相手を深く想い続けていたい。 何があっても。
あの頃私は。。。
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