まろやかな日々
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今日、仕事中に 片方のピアスがなくなっていることに気が付きました。 どこでなくしたのか、全く解りません。 なくなる時だったのかもしれないけれど。 でも、私にとってそのピアスは特別だったから 本当に悲しいのです。
私がピアスを開けたのは、高校の卒業式の次の日です。 その頃、親には反対されていたけれど付き合っている人がいました。 「結婚しよう」って言っていました。 けれど、その年の7月に 事情があって、逢うことも電話することも出来なくなってしまったのです。 それで当時していたアルバイトのお給料で、初めて自分のためにピアスを買ったのでした。 1人に負けないために。 1人でも、頑張っていけるように。 何度も何度も足を運んで選んだそのピアスは、その時から私のお守りになりました。
その後、いろいろなピアスを手にしたけれど ここまでしっくり馴染んだものはありません。 金の月と星のピアス。 あれからいろんな人と出会って、いろんなコトがあったけれど ずっと側で、私を支えてくれました。 1人でも大丈夫になりたい。 ずっとそう思っていました。 でももしかしたら、もう1人じゃなくてもいいのかもしれません。 だから、役目が終わったということなんだよね。 2人で、一緒に頑張りなさいってことだよね。 そう思っていくよ。 お守りのカケラのもう片方は、大切にしまっておくからね。
あの頃私は。。。
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