まろやかな日々
DiaryINDEX|past|will
結婚の準備は、お式の準備だけではない。 身の回りのコトだって、やらなきゃいけないことが沢山ある。
私の中で、習字に関することもその1つに挙げられる。 結婚することをセンセイに報告した時に、こう言われた。 「結婚後も書道を続けていくために、ある程度カタチにしておかなければならない」 夫や、家族に認められるように頑張りなさいと。
私は以前、センセイと 結婚してもずっとずっと習字を続けると約束していたのだった。 センセイはそれを忘れてはいない。 時々、御自身のお話や お弟子さんの中で、結婚しても頑張って続けている人のお話をしてくださる。 そうして私を励ましてくれる。 センセイの気持ちに応えたいと、ココロから思う。
そして今、何よりも力を入れて取り組まなきゃいけないこと。 毎日展だ。 入選。 それを、嫁入りの手みやげにしなさいという。 独身最後の区切りとして。 シゴトの忙しさにかまけて、サボってしまって落選したら その甘えは結婚生活にも影響するだろう。 結婚生活には厳しさもある。 周囲に認めてもらう以上に、自分がこれからもずっと習字を続けていくためには 今ここで甘えがあってはならないのだ。 習字だけではなく、全てに於いて流されず 自分を貫き通すために。 結婚してからもずっと。
センセイの熱意がココロに響いた。 どんなに今、シゴトが辛くても 受けて立とうという気になった。 これからずっと、何があっても2人で乗り越えなければならない。 その時のココロの拠り所なるように。 今、頑張るしかないのだ。
あの頃私は。。。
|