まろやかな日々
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2002年04月08日(月) きぬ@熱意

結婚の準備は、お式の準備だけではない。
身の回りのコトだって、やらなきゃいけないことが沢山ある。

私の中で、習字に関することもその1つに挙げられる。
結婚することをセンセイに報告した時に、こう言われた。
「結婚後も書道を続けていくために、ある程度カタチにしておかなければならない」
夫や、家族に認められるように頑張りなさいと。

私は以前、センセイと
結婚してもずっとずっと習字を続けると約束していたのだった。
センセイはそれを忘れてはいない。
時々、御自身のお話や
お弟子さんの中で、結婚しても頑張って続けている人のお話をしてくださる。
そうして私を励ましてくれる。
センセイの気持ちに応えたいと、ココロから思う。

そして今、何よりも力を入れて取り組まなきゃいけないこと。
毎日展だ。
入選。
それを、嫁入りの手みやげにしなさいという。
独身最後の区切りとして。
シゴトの忙しさにかまけて、サボってしまって落選したら
その甘えは結婚生活にも影響するだろう。
結婚生活には厳しさもある。
周囲に認めてもらう以上に、自分がこれからもずっと習字を続けていくためには
今ここで甘えがあってはならないのだ。
習字だけではなく、全てに於いて流されず
自分を貫き通すために。
結婚してからもずっと。

センセイの熱意がココロに響いた。
どんなに今、シゴトが辛くても
受けて立とうという気になった。
これからずっと、何があっても2人で乗り越えなければならない。
その時のココロの拠り所なるように。
今、頑張るしかないのだ。





あの頃私は。。。

華泉 |MAIL
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