| 2007年04月14日(土) |
マリーアントワネットを観てきました!! |
てなわけで行ってきますv 感想はのちほど。
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観てきました。 母上と行ってきました。 こういうところに母上と行くのは初めてだったんだけど 思いの外楽しんでくれたみたいで本当に良かった。 また一緒に行こう。
なにげ、帝国劇場に行ったのは初めてでした。 初めてであることにちょっと自分でびっくり。
何か高級感溢れてました。 ジーンズで来たらまずかったかと、ちょっと焦りました。
名物豚まんがでかくて、ほこほこでマジで美味しかったvv Aちゃんのおすすめだったので楽しみにしてたんだけど 美味しかったよvv 休憩中に食べようかなって思ってたんだけど うっかりフライングで開演前に食べちゃいました。 美味しかったvv
ミュージカル自体はすごく本当に面白かったです。 なにげ小劇と言われる規模の芝居ばかり観てきたのですが やっぱり金があると違うなと、痛い現実にしみじみしたり。
仕掛けがすごい。 なんかコマ劇の舞台も舞台装置がすごかったけど… (あのモトヤ義経は笑いどころ満載だったけど) やっぱぐるんぐるん回ってすごいなーー。 四季のライオンキングもぐるんぐるんするし。
西田さんがね、これだけの装置を自由に使って 演出するとしたらどうなるんだろうなって 観てみたいなってすごく思ったりした。
内容について。 マリーアントワネット、やっぱり好きです、私。 実は涼風さんは声があんまり好きじゃないんだけど。 (それは変わらないんだけど) 最期とか、印象的だった。 処刑台の前で、突き飛ばされて転んで マルグリットが手を差し伸べてくれて、手を借りるアントワネット。 彼女は最期まで、紛れもなく王妃でした。 「ありがとう」って言葉。 誇り高かった。 あのセリフ一つで涙が出ました。 格好良かった。 あそこで、私、やっぱりこの人が好きだなって思いました。 「パンがなければ、ケーキを食べれば」のくだりも 知らないだけなんだろうなって。 人の痛みを誰も教えてくれなかったから 知らずに育っただけなんだろうなって。 教育の大切さを実感しつつ。 日本のアントワネットは「天真爛漫」で 本当の悪女ではかかれない、的な意見を聴きなるほどなぁと思ってみたり。 やっぱり決着の付け方とかストーリーが 日本人好みで、わびさびがあったように思う。 すごく、好きだった。
展開もすごく巧いなって思いました。 多少間延びしてないかってときもあったように思うけど。 あとね、感動したのは衣装!!! 衣装がもう本当にとにかく綺麗でした。 靡くときの皺とか動きが本当に綺麗で!! 遠くから観られること、しかもほとんどの人が表情とかは見えないので 服で人物をイメージするってことを めっちゃ認識して衣装を作ってるんだなってこと ひしひしと感じました。 マリーアントワネットなんて、何回衣装変えたんだろう、すごかった(笑)
マルグリットがね、すごくよかった。 アニエスも。 最初はね、アントワネットを憎むんですよ。 そして、人々が彼女を、王室を憎むよう仕向けるというか 先導する。 先駆けとなって、みんなに立ち上がることを促した。 でもね、だんだんわかってくる。 「このやり方じゃいけない」ってこと。 暴徒と化した民衆、金によって動く何も考えない民衆。 その中で、必死に悩んで苦しんでるマルグリットがすごくよかった。 あの生き様に共感したし、感動した。 あの子、綺麗だった。 歌声もね、本当に綺麗で、ずっと聴いていたかった。 マルグリットの役柄っていうか 性質が声にあらわれてるみたいに、澄みきって綺麗だった。
私は前々から、アントワネットとフェルゼン(フェルセン?)の 煮え切らない関係が好きではなくて。 ベル薔薇とか見ながらもなんだよもう、とか思ってたんだけど。 今になっていろいろわかったような気がする。 マリーアントワネットが「オーストリア女」ってさげすまれてるのも 昔はよくわかってなかったけど、今ならよくわかる。 フランスって誇り高い国。 それが、よそからやってきた小娘になんて めちゃくちゃにされてたまるか、そういうことなんだと思う。 ルイ16世は相変わらずだなぁ。 アントワネットのこと、本当に好きで可愛く思ってたんだろうな。 アントワネットってすんごく気性が激しいね(笑)
首飾り事件が歴史的にどんなものか忘れちゃってたので それは失敗だったな。 やっぱ少し、アントワネットのこと調べてから観れば良かったかも。 そして、世界史にまったく弱い自分(高校で習ってないので)が かなり恥ずかしくなったり。 独学で勉強しようと思って本買ったりしたけど 挫折しました。 あんまり興味がない上、活字嫌いなので読めるはずもなく。 すっごく興味ある古典関係のことだってすぐ忘れちゃうのに 今更覚えられるはずもなく。 ……情けない………。 世界史やってないから、世界に関心が薄いんだろうな。 英語も嫌いだし。 日本が大好きすぎるのもあるんだけど…。
また脱線しました。 アントワネットですが。 なんかね、演出ですごく好きなのがいっぱいあった。 一番好きなのは最期の観衆とギロチンのあたりかな。 あそこは本当に、人々の歓声とか アントワネットの誇り高さとか 3階にいる民衆たちの背後からライトがあたって影になるのとか 本当にうわvいい!っていうのが凝縮してた。 あとね、最初も好きだったなーー。 マントの靡き方とかシルエットとか本当に綺麗だった。
ラパンさんの登場シーンとか、ダンスとかもすごく良かったな。 売春婦だけど誇り高くて、そうやって生き延びるしかないっていう。 日本のね、中世の女の子たちのこととか思った。 静のこととか考えた。 静は才能あったけど、格の低い白拍子ってどんなものかなって。 そういう民衆の痛々しさ、女の痛々しさを思いました。 同時に誇り高く、したたかな女性の格好良さも実感しました。 鞭打ちのシーンは酷かったけど、 すごく象徴的でわかりやすかった。 赤い布を血に見立てて…本当に痛々しかった。 あの機械のような衛兵たち、口々にアントワネットを罵る民衆、 そしてきっとその裏で 楽しいお買い物やおしゃべりに興じているであろうマリーアントワネット。 すごく、あのシーンの対比っていうか 凝縮の仕方が好きだった。 いろんな意味を込めたシーンだった。 鞭打ちとはいっても、実際ぐろくてむごたらしい芝居なわけでもなく 「グロくて、むごたらしいことをされた」っていう芝居だった。 鞭とかも絶対当ててなかったし でも音が大きくて、長くて、すごく誇張されてて 本っ気で民衆側になって、腹が立ったし 一緒にマリーアントワネットを罵りたくなった。
なんかね、騙す人も騙される人も 王室も金持ち貴族も、貧乏民衆も なんか本当に入り乱れて、みんなが必死に生きていたんだな そして今も生きているんだなということを しみじと感じました。 人が好きだなと思いました。 私はできるなら、マルグリットのように生きたいなと思ったけど。 アニエスのように慈悲深くも生きられないし。 あれはシスター特有の感情なのかな。
どんなに汚れた世の中だって、見誤らずに 自分の大事なものを護り続けて生きていきたいと思いました。 マリーアントワネットの誇り高さも失ってはいけないと思いました。
すごくよかった。 いろいろなことを考えたけれど 重くて苦しいということではなく。 素直にいろいろな現実を見つめられたような気がします。 そして、帝国劇場のシートは柔らかくて観やすかったです(笑) また行きたいな〜vv やっぱりお芝居大好きです。 そして、必死に生きてる人間が、人の世が好きなんだと思う。 ……俗世なんて、好きじゃないけどね。
Aちゃん本当にいろいろありがとうvvv とってもとっても充実した時間でした。 本当に楽しかったよvv そして、大切なものに気がつくことのできる芝居だったと思います。 本当にありがとうvv そして、頑張れ!!!
そして…そのまま、何故か飲み屋に…。 母上と一緒に初の外出だったので 家まで一緒に帰れば良かったかなーなんて猛烈に反省しつつ。 …相変わらず親不孝です。最悪です。
結局終電逃して、オールしちゃって飲み屋に朝までいたんですが ぶっちゃけめっちゃきつかった。 せまかった(そればっかり) そして店員さん、マジ怖かった(接客向いてないと思うマジで) 最後、体が本当に辛くなってきてやばかったです。 ご一緒していた皆様にご迷惑おかけしたかと 大変申し訳なく思いつつ(本当にすみません) なんかもう、ホント、無茶するのやめようと思いました。 遊びたいと思っても、体が全然ついてこない。 自分で加減しようといろいろと反省しました。
今ねー……ホント仕事が辛いです。 そればっかり。 講師の先生に指示だししつつ 学年上がって調子こいたり、環境変わってぐったりしている生徒の 面倒みたり、いっぱい話したり、不満とか聴いたり盛り上げたり 新入社員さんにいろいろ指示だししたり教えたりしつつ 自分の授業準備して 集団授業なんて本気マジやばくて泣きそうっていうか ずーっとおかげで胃を痛めてて (はちみつのおかげで治ってきた胃がまたやや痛み出した…) でも決算事務作業とか 毎月のお金の事務作業とか ホンットマジで死にそうです。 勘弁して欲しい……。 今ホンットに辛い。 講習会前くらい辛い。 本ッッッ気で辛い………………。
土日連休なのに頭の片隅で仕事のこと考えてんのホントにやだ……。 集団授業本気でやだ。 マジで向いてないし無理だし。 やるしかないんですけどね。 やるよ。 殿と静ちゃんに力を借りて頑張るよやるしかないよ。 だって前向きに取り組んで 真剣に取り組むことでしか乗り切れないなら 楽になれないなら、やるしかない。
「…塾って4、5月が一番暇って絶対嘘だし…無理だし…暇な時期ないし」
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