| 2007年03月13日(火) |
静と義経と弁慶と。◆毒舌注意◆ |
愛のメロディー。 BGMです。 この歌より静御前な歌を聴いたことがない。 (いや、静御前の歌とかないから) もうマジでやめて欲しい。 泣くし。 超泣くし。 自分、何でもないどうともない ただの変質者的ナンパに凹んでるような小さな人間ですよ。 静様はでかいなぁ…。
命懸けて舞ったんだろうなぁ。 白拍子の命懸けの舞いなんて滅多にお目にかかれないよ。 もう想像するだけで鳥肌が立つ。 可愛いよな。 ホンットにカッコイイよな。 泣ける………。 思いの外弱っちかった自分に幻滅です。 もっと強い人間だと思ってた(買いかぶり) 静のようには生きられない。 理想の女、静御前ってこれから躊躇いなく言おう(いつも言ってます) 理想の命が義経です。 義経は遠い。 本当に遠い。 そして生まれもったカリスマが彼のすべて。 彼のカリスマは愛嬌だと思う。 愛くるしい。 なんかうっかり味方したくなっちゃう愛らしさ。 鵯越の逆落としとか、鶴岡八幡宮の舞いとか。 もう何なんだろう。 なんて覚悟なんだろう。 やっぱ命を懸けてないと駄目なんだ。 成せないんだ。 あああ………鶴岡の静の舞を見たい。 見てみたい。 一目でいいから。 泣くと思うな私、 泣きっぱなしだと思うな。 静………………。 どうやって生きたらあんなに強くなれるのかな。 ホントただ事じゃないよ、あの人。 大好き大好き大好き。 義経に鎧投げるところも 鶴岡八幡で舞うところも 吉野で大騒ぎするところも 大好き。 うちの静は牛若(遮那王)に嫉妬するんですよ。 可愛くて舞の才能もあって磯禅師の娘で。 結構小さい頃からちやほやされてた静が感じた、初めての敗北。 一目だけ見た遮那王が、ライバルで目標で 絶対追い越してやろうと必死に舞って いつしか心惹かれて、誰よりも愛していた。 静の心を奪った人間は後にも先にも一人だけ。 遮那王(義経)だけ。 そういった意味では弁慶のライバルだよな。 弁慶も義経しか見えていないから。 私の中の義経と静はいつも背中合わせ。 義経と弁慶が、同じ方向を見ている。 義経が向かう先、ずっと追い続けているのは弁慶。 このイメージは世の中と逆なのかな? 「貴方がそっちを見るなら、私はこっちを見る」 静の愛はそういう感じ。 義経と静で一つになれるように。 欠けることのない円を作る。 弁慶は義経を加速させ、尖らせる存在。 殿が望むなら、その方向に力を加える。 殿が望む方向に障害物があるのなら、すべて破壊し 殿をお守りする。
義経には静も弁慶も必要なんだよ。 義経は欠けたところがたくさんあったけれど 静や弁慶や、みんなで補ってたんだよ。
私ちょっともうそろそろ本気でオリジナル書いた方が いいんじゃないの。 オリジナルの義経話。 いつ死ぬかわかんないし(そこか) 結構設定が固まってきたよ。 たぶん女性向けでBLになるのかなー?? どの辺の層向けになるんだろう。 でもそれを想定して描くと内容が固まっちゃうから 好き勝手描くけどね。
義経を想う静と郎党たちの激しく一途な想いを描くのは 結構自信がありますよ。 表現力とか言葉とか語彙とかじゃなく。 義経のカリスマ性をいかに描くかが難関なんだけどね。 殿、ただごとじゃないから。 理屈で動かないから。 なんでそう動くんだよ!っていう方向性で人を説得しなければならない。 ………なんて小説向き(文章向き)じゃない人なんだ。 なんなんだ。 義経を一番義経らしく魅力的に表現できる媒体は 何なんだ? KOKIAの愛のメロディーの静っぷりには相当驚くけどな。 音楽かー。 声かー…。 表現したいものは決まってるのに媒体がわからないっていうの ちょっと結構珍しいパターンなんじゃないかと思うんだけど… そうでもない…??
もうどうにもならない。 どうしようこの想い。 どうすればいいのどうすればいいの。
なんかホント幸せです。 毎日いろいろあって大変なこともたくさんあるけど 義経がいるから私本当に幸せ。 恋い焦がれるにしては神格化し過ぎだと思うし 忠義にしてはわりと失礼だと思うし(たまにあの子とか言ってるし) なんだもうなんだーーー。 言葉ってなんて不完全なんだろう。 なんてなんて事足りないんだろう。 多くの人にとって必要なものだけが 洗練されて言葉になるのだろうから 私のこの想いは大多数の人とは違うということだよな。 大多数の人が思うような気持ちなら この気持ちを表現する言葉が存在しているはずだ。
殿。 殿!!! 静!!!! 静様!!!!!(うん、自分的にはこっちがしっくり) 静様。 義経のことは「義経様」じゃないんだよな。 静は静様。 くそう、時空を超えて郎党になりたい。 今これだけ殿をお守りしたいと思う気持ちが 850年を超えて 殿に射られた矢の一本でもせめてそらすことができればいい。 蚊になって蠅になってでも 殿を狙う矢の前、弓引く武者の前を飛び回って邪魔するのに。 本当にもう本当にどうにかならないものか。 本当に本気で。
私、望美とか舞衣をやっぱり静に重ねているところがあって 舞衣ちゃんの名前が「まい」(舞う衣)であることに 今更気付いて驚いた。 「舞い姫」 だからねーもうねーー ウザイ望美が大嫌い。 わかるでしょうわかるでしょう。 めそめそうじうじ弱っちい女が鶴岡八幡で舞えるかい。 舞は戦なの。 命を懸けて舞うんだよ。 まさに文字通りね。 その決意っていうのは男にはわかんないだろうなー…。 今回ちょっと変質者的なナンパにあったりして 男ってのは基本いつもヤることばっかり考えてるんだって教わったりして なんていうか男と女は本当に違う生き物なんだなーと 今更改めて実感したりして。 静御前の本当の強さ美しさ潔さは女にしか描けない。 そう思いました。 そして常盤の強さも愛も、清盛との生涯を懸けた戦も。 男にはわかるまい。 常盤に対して貞淑じゃない的な評価をしてきた男どもには。 (男性に対して失礼な発言が止まらないのは しつこいようですが、変質者的なナンパにあったからです) ホントお前ら何様? エロイことしか考えてないお前たちの基準で 女を評価してんじゃねぇよ。 不貞とか言ってんじゃねぇよ、マジで。 女は男と違って、そういう基準で生きてませんから!!!!!!!!! 貞操とかそういうような、つまりヤることばっかり考えてませんから!!! 常盤は母ですから!!!!! 母ですから!!!!!! 常盤は自分の腹を痛めて生んだ3人の子供のために その身を投げ打ったんだよ。 子供を思う母の思いは、てめぇらのエロ思考とは 一切まったく違うんだよ、馬鹿(ちょっと言い過ぎじゃない?) 母は子のためなら鬼にもなるんだよ。 鬼子母神なんだよ。 ばーかばーかばーか。 (世の中にはいい男の人もいっぱいいると思うんですけどね) なんかね、納得がいったよ。 歴史を作ってるのはあきらかに確実に男ですよ。 そして評価するのもね。 だから常盤の評価もあんななんだ。 冗談じゃないっての!!! 以前も日記でなんか常盤の評価について 散々毒を吐いた気もするんですが あの変態ナンパ男のおかげで、実感したね。 男の思考回路の8割はエロ。 それを理性で押さえている。 世の中には理性的な男が多いとは思うんですけどね。 TPOをわきまえられるというか。 じゃなきゃ犯罪頻発だよ。 いやもう既に頻発してる気がするけどな。 痴漢とかしてる奴、マジで死ね!!!!!!! そういうことは許可してくれる人だけにやれ(彼女か奥さん) ちくしょー。 男社会じゃなかったら、痴漢とかナンパとか もっと厳しく取り締まられてると思うんですけどね!!! (しつこいようですが、変質者的ナンパに遭ったせいで 男全般に不信感を抱いております) そういやさ、ひったくりにあったときも男だったよ。 しかも二人組。 徒党を組んで弱者を狙うヤツなんてマジで死ね。 一人じゃ出来ないくせにこの小心者どもが。 もうホントマジでむかつくわ。 死ねよホント(死ね連発し過ぎだから) Weiβって必要悪だわ、やっぱ(そんな結論) 必殺仕事人ね。 思えば、最近読んだ「AKIRA」もひどかった。 女とみれば捕まえてヤろうとしてた。 馬鹿かよ。死ね。 男性の思考回路がよくわかったような気がします。 ぶっちゃけ、いろんな意味で女がいないと生きていけないんだよね。 でも女に優しく出来ない男は女を手に入れることができない。 うーん……バランス良くできてるな。 フェミニストとか、レディファーストとか、当然だよね。 だって、生まれつき男より女の方が弱いんだもん。 そういう弱い者に優しく出来る男が、女をゲットできる。 女を物のように扱ってる発言ですが それでいいんじゃないですかね? 男はゲットした女に振り回されればいいんだ。 その子のために一生頑張ればいいんだ。 女から見れば「あんたになら養われてやってもいい」だよ。 視点が男視点(男社会)だから男尊女卑みたいに聞こえるけど この仕組みって男尊女卑じゃなくて 実はギブアンドテイクなのかなって私は思う。 そういうところが女のしたたかさっていうの? 実はお互いに所有し合ってるんじゃないのかなーー。 男が女をゲットするのと同時に 女も男をゲットする。 うん、なんかうまく言えないけど ちゃんとバランスよくうまく出来てるんだろうな。 って今更ながら実感。
私やっぱ静を描こう。 そして静視点の殿を描こう。 うちの静の視点だったら 「男」であり「女」であり 「神」であり「人」であり 「子供」であり「大人」である。 そんな義経が描ける気がする。 おおう。 なんか固まってきたぞ。 そんなわけで今回の変質者的ナンパ事件も 静を描くための布石なのかもしれないと思いました。 どこまでも貪欲に殿に結びつけてやる。 転んでもただでは起きませんよ。 転んだなら、転んだ場所に拾わなければいけない何かがあるんだ。 地を這ったその視線の高さに大切なものがあるんだ。 すべて殿に結びつけて前向きに変換してやる。
そんなわけで、何もかもすべて 殿のために世界が回っているという結論でした。 静の無念も常盤の無念も晴らしてみせようぞ。 歴史を作っているのは男だ。 頭ではわかっていたけれど、実感しました。 そしてその男の作った歴史を「正史」だと勘違いしていました。 擦り込まれていました。 違う!!!!!! 男の作った歴史の中の女像は、間違っている!!!!! 男と女は犬と人間くらいの差があるんだ、きっと。 (優劣ではなくて、差違が大きいと言いたい)
そんなわけで、戦う女性を応援します。 埋もれた歴史の中でも 今という現代社会の中でも。
何をテーマに語っているのかわからなくなりましたが 心の中を整理できたと思います。 静と殿に辿り着くために必要な試練でございました。 (試練という程のものでもないけどね) 何がおきても義経義経です。 幸せだなぁ、私。
今日ねー殿人形に「ただいま戻りました」って頭下げちゃった。 本格的にヤバイよね(爆笑←笑っておこう!) ホンット宗教だよ宗教。 殿を思うと優しくなれます。 殿のことを考えると、 「それでも世の中にはカッコイイ男の人もたくさんいるんだ」 って素直に信じられる気がする。 殿がカッコイイとか、そういうことじゃなくてね。 人を愛すること、信じることの大切さ、尊さを教えてくれる。 怒りと恐怖で頑なになっている心が溶けていく気がします。 悔しいけれど、本当はちゃんと男の人好きですよ。 可愛いなって、やっぱり思う。 女がいないと駄目なんだろうなって思う。 こうやって今書いているのも 書けているのも、殿のおかげだと思う。 義経を思うと、素直になれる。 人を信じようと思える。 温かな気持ちが、心に満ちてくる。 どんな魔法を使ってるんですか、殿。 義経って本当に何なんだろう。 義経がいなかったら、私、生きていけない。
「明日も車の練習するぞ!」
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