長い長い螺旋階段を何時までも何処までも上り続ける
一瞬の眩暈が光を拡散させて、現実を拡散させて、其れから?

私は、ただ綴るだけ。
音符の無い五線譜は、之から奏でられるかも知れない旋律か、薄れた記憶の律動か。








2008年01月31日(木) 200802010007

 嗚呼、うん、何だろう、方向性を見失った感じ。否、先日書きおいた内容は、其れは其れで良いのだけれども。私の五線譜は、相変わらず何の音符も無いのだろうか。少しずつ色を取り戻しつつはあるような気はしているのだけれども――如何にも淡く、直ぐにでも褪せてしまいそうな色彩だ。

 音楽業界最後の新年会とあってか、そこそこ、否、そうそうたる面子が一応日本でも指折りのランクのホテルに集まる。音楽関係者だけでなく文化庁関係者や芸能関係者も集まるから凄い。狂言師の○○氏、お年を召していらっしゃるのに結構酔っていらしたよ……大丈夫だったかしら。
 然し、一応は音楽団体である以上、会の中ほどで設けたライヴパートにはミュージシャンをお呼びしていたけれども、一流って凄いね!当日になって初めて楽譜渡されて、ものの二時間くらいのリハだけで本番を迎えるけれどもちゃんと形になるのだものね!大人っぽいジャズ系の音楽だったけれども、うん、凄い、流石だ。私はと言えばインカム付けてライヴ出演者のお世話を主にしていたわけだけれども。――うん、改めて思う、凄い業界に這入ったな、自分。


 今週末の予定と動きを確認しながら、少しずつ先を読んでみる。大きな流れを読まないことには身動きが取れなくなるし、そうなった時に困るのは、今は最早私一人ではないのだ――こういう責任感は、多かれ少なかれ重たいものだけれども。音楽業界の流れと、其れに附随する事務局の流れと、己の領域に属する流れと。上手く噛み合わせなければいけないなぁとは思うのだけれども。……何処かで破綻しそうで、今の私は其れを恐れている。










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