長い長い螺旋階段を何時までも何処までも上り続ける
一瞬の眩暈が光を拡散させて、現実を拡散させて、其れから?

私は、ただ綴るだけ。
音符の無い五線譜は、之から奏でられるかも知れない旋律か、薄れた記憶の律動か。








2005年07月04日(月)

 何だか最近此の頁は変な検索キーワードに引っ掛かりすぎ。

 思い出した、月曜日だ。そう、今日の帰宅途中にふと思い出した。実際に月曜日だったかどうかは兎も角、少なくとも今日が同じ状況下であったのは間違い無い。だって、滅多に無いのだもの、地下鉄を待っているときに先頭でいられるのは。だから同じ状況。でもきっと私自身は以前とは違う、だろう、多分、きっと。地下鉄の先頭車輛を凝視する事も無くて、何処か冷めた気持ちで全てを見詰めていられる。
 此処ではない何処か、之ではない何か、貴方ではない誰か。
 そういうものを求め続けることは兎も角、そろそろ開き直ってみようかと、そういうものを再び演じ始めてみようかと、考える。二週間を過ぎたから。どの道、試験だレポートだと遣る事も多い。暫くは何も手が付かない状況に違いないけれど。もう、こうやっているのも疲れた。私が誰かに付き合って荒んでいる必要なんて無いじゃないか。どうせ、誰かに付き合わなくたって、私は年中荒んでいるんだし。底無し沼だと思っていた沼の底に足が着いたから、後は這い上がるだけ。這ってやるよ、少なくとも元居た場所くらいまでは。










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