長い長い螺旋階段を何時までも何処までも上り続ける
一瞬の眩暈が光を拡散させて、現実を拡散させて、其れから?

私は、ただ綴るだけ。
音符の無い五線譜は、之から奏でられるかも知れない旋律か、薄れた記憶の律動か。








2004年06月19日(土) 少しばかり日常から外れて

 何と無く過ぎた午前中と、何故か忙しかった午後からのバイト。然し16時半には終わったので夜は映画を一本観に行く。なので今日は其の話だけ。


 今月の映画。『VERONICA GUERIN』公式サイトに一応リンク張るけれどmovie.comの方が詳しい気がする。日本語サイトは此方
 観終わった直後の感想としてだけれど……背筋が少し伸びる感じ。多分之が一番私の真情を語っていると思う。はっきり言って、衝撃。そして感動。娯楽映画ではないけれど、一見の価値有りだと思う。
 実は此の作品、観ようと思った切欠は主人公であるヴェロニカ・ゲリン死亡当時のニュースを記憶していたから。否、記憶していたと言うのは正しくないかしら、アイルランドで若い女性記者が亡くなったという内容だけを覚えていただけだから。
 演じ切ったケイト・ブランシェットには脱帽。少なからずダブリンという土地の犯罪を誇張して描かれているような気はしたけれど、其れだけに当時の麻薬犯罪による悲惨さが伝わってくる。何せ実話を忠実に再現しているものだから、感銘を受けずにはいられない。
 マス・メディアに関わる仕事をしている人、目指している人には是非観て頂きたい。ゲリン女史に関しては此方(英語サイト)。










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片翼 [MAIL] [CLAP!]

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