しあわせのかけら。
小さな子どもの頃、拾ったビー玉やもみじの葉っぱ、キャンディーの包み紙やグリコのおまけ・・・いろんなものをとっておきたくて“秘密の箱”に入れてたっけ。そんな日記、かな?

2009年01月11日(日)  イケメンで礼儀正しい、が・・・。

夏ぐらいからかな?
仕事帰りに
最寄り駅から家までの道で
週に2〜3回すれ違う男の子がいた。
夕方から出かけるって、バイトかな?

年齢は20歳過ぎぐらいだと思う。
小池徹平くんのように色白できめの細かいお肌。
加藤晴彦くん(今どうしてるのかな)のような涼しい目もと。
いまどきの若者風に着くずしているけど清潔感がある。
めがねをかけていて、音楽を聴きながら歩いている。

わざわざ見たというわけではない。
人通りの少ない細い道だから
嫌でも目に入る。

ただ、
目が合ったとき
ちょっとだけドキっとしたので、
それからは目を合わさないようにしていた。
お母さんぐらいの年齢のおばさんに妙な目つきで見られたら
彼だって迷惑だろう。

でも、
毎日会うわけでもないし
普段は思い出すこともなかった。


金曜日、
夕食の支度が早めに終わったので
スーパーに行くことにした。

エレベーターでマンションの1階まで降りた。
ドアが開くと
ここの住人と思われる若い男性が
エレベーターを待って立っていた。
誰もいないと思っていた私は少し驚いて
かすれた声で「・・にちは」と言った。
その声に相手の「こんにちは」が重なった。

誰だっけ?
マンション以外のどこかで見た顔だ。

あっ。
帰りにときどきすれ違う
色白の彼だ!
こんな近くにいたんじゃん。

ドキっとしたような気がしたのに、
頭はすでに近所のおばさんモードになっていた。
どこのお子さんなのかな?
イケメンで礼儀正しい息子さんだもの、
お母さんは鼻が高いだろうな。

それにしても
同じマンションの子なのかあ。
これからも会えるかもな。
ちょっと嬉しい、かなあ・・・?
うーん・・・
同じマンションだとわかると
もう「近所のお子さん」としか
思えなくなってしまったような・・・。

なんて考えてたら
かぼちゃが煮くずれてしまった。はは。


 < back  index  next >


さらさ [MAIL]

My追加