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■ 大好きなあなたの想い
今日は一日ベッドの中だった。 疲れて、何をする気力もなくて。 加えて背中の激痛に海老のようになって、 座薬を入れ冷や汗を流してた。
ここのところ動きすぎたかもしれない。
ベッドに横になりながら、 ぼんやりとテレビを観ていた。
そして わたしは痛みが和らいだころにいつのまにか眠っていた。
あなたの夢を見た。 寝ている私の傍に立って、穏やかな顔をして私を見ている夢。 その口が何か言葉を発しているけれど、聞こえなくて。 耳を澄まして。 それでも聞こえない声に、唇を読もうと思うのに。 何を言っているのか、解らない。
こんなにも、こんなにも。 あなたの声が聞きたいと。あなたの声を切望しているのに。 私には何も聞こえなかった。
せめて夢の中でくらい、ずっと私の傍に居てくれてもいいのに。 それなのに、ふと目を覚まして傍らを見たけれど。 あなたの姿はどこにもなくて。 あなたの余韻など残さずに。ただただ変わりない自分の部屋が。 何だか空っぽの部屋に見えた。
あなたの存在を追いかけ探す日々に、少しずつ疲労を覚える。 あなたと過ごした日を反芻するばかりの日々に、自己嫌悪で潰れそうになる。 何処を見渡しても、あなたなど居ない。 何処に目を凝らしてみても、あなたは見つからない。 どんなに耳を澄ましても、あなたの声が届かない。
ただの夢。 でも夢の中で、あなたは私に何かを語りかけようとしてくれた。 それだけでも幸せだったのかな?
こころも身体も元気になりたい。 こんな自分の気持ちから脱出したい。 毎日涙を流してばかりいて、駄目だよわたし。 どうかしているよわたし。
あなたは私が想う程ではなくて、毎日新しい発見と経験に感動されていることだろうね。やっぱりそれが、生きてく上で不思議な時空をこえた人なんだろうね。ちっぽけな私の心とは違うんだろうね。常に前を向かれている人なんだろうね。だからやっぱり価値観が違うんだろうね。私はいつまでたっても、立ち止まったままで。そんな自分が嫌になるよ。悲しくなるよ。そして人の所為ばかりしている醜い自分がいるよ。こんなちっぽけな私はあなたを想い、 いい加減涙を流すのなんて、もうやめたいんだよ。
明後日からまた病院で治療が始まるよ。 そして病院に暫く滞在だよ。
それでも私は身体を直して何かをしたいと思っているんだけれど。 辛い治療に逃げ出したくなるよ。 何かをしなきゃ生きる意味がないんだ。 ぼーっとしていることは私には苦痛なんだ。 何かをしていたいんだ。 一人でいることは嫌なんだ。 ひとと一緒に身体を動かしたいんだ。 一人は嫌だよ。 前を向きたいんだ。そうじゃなきゃ今まで頑張った闘病生活が自分にとって何だったのかって思ううんだ。
感じていたいんだ。人のために何かできること。自分にも出来ることしていたいんだ。 自分の人生だから。。。
私の大切な人ではなくても、誰かの大切な人だから。 その人に同じ思いをさせてはいけない。 わたしがすべての人を救えるなんて思っていないけれど。 それでもそういう人たちを少しでも減らすことが出来たならば。
身体を普通に元気にして、、、歩きたいんだ。 歩きたいよ。 笑いながら歩きたいよ。 あなたはすごい人だったね。 わたしは今さらながら感じてしまうよ。 そして 今は動けない自分の身体にジレンマになっているよ。
ねぇ?あなたはそういう私を望んでくれている? わたしは少しでも前を向くことが出来ている?
お願いだよ。 わたしに返事をしてよ。。。
2004年08月16日(月)
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