先生妄想日記 |
2007年02月06日(火) 石原先生 高校3年生ズの話題が続いたので、担任の先生の話を。 名前を石原先生といいます。 ちなみに、2年ほど前に書いた ヤマモトの担任 と同じ先生です。 2年前にも書きましたが、相変わらず生徒からも職員からも保護者からも愛されている石原先生。 むしろ2年前よりも愛されているかもしれませぬ。 本当に不思議な先生なのです。 口がうまいわけでも、上手に世渡りをしていくタイプでもなさそうなのに、なんでだろうなぁ。不思議だなぁ。 ちなみに、授業もやたら面白いらしい。石原先生になってから、わかるようになった、とか、いろんな学年の生徒から、よく聞きます。 そういう私も、石原先生のことを、生徒のことを安心して相談できる、数少ない先生の一人だと思っています。ほんと、不思議だなぁ。 ただ、石原先生は、生徒のことを、もう、笑えるくらい愛しているというのはわかります。 そして、生徒たちも石原先生に愛されていることが、本当によくわかっていると思います。 センター前、うちの教室をウロウロしていた3年生ズに、ガミガミ口うるさく「勉強しろって」と言っていた時のこと。 「あのね、俺ら、やってるよ」 「ほんとかよ」 「ほんと。だって俺ら、石原先生の生徒だよ。遊んでも良いけど、やるときはやれって言われ続けてきてんだよ、やるときはやるよ」 「……へぇ」 「石原先生、俺らのことすっげー好きじゃん。俺らみんな、それわかってるから、悪いことばっかしてっけど、停学とかほとんどみんななってっけど、俺らの学年、誰も退学してねーの」 「え……、そういえば、そうだね。すごい!」 「だろ?俺らバカだけど、でも、石原先生が俺らのこと、ぜってー裏切らねぇって知ってるから、俺らも石原先生のこと、最後のところでは、ぜってー裏切れないんす。俺も、石原先生が担任してくれてなかったら、こんな学校辞めてたかも。だから、受験も、俺らやるよ」 なんだ、そのアツい信頼関係は。 でもわたし、ちょっと感動しちゃったよ。 「ぜってー裏切らない」って、言い切れるなんて、すごいなぁ。 それ以前に「俺ら、石原先生の生徒だよ」って台詞が、すごい。 |