Wakako's Diary 道すがら記

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紀宮さまご結婚 - 2005年11月15日(火)

ブッシュ氏来日と同日、というところがなんですが。。
(京都御苑の横の道(寺町通)は封鎖されてますし。。)

朝は東北地方で地震があって、津波の警戒をTVのニュースが報じていたから、どうなることかと思っていましたが、無事に紀宮さまのご結婚の儀が執り行われました。

「文化系女子」の先輩でもありますから(勝手に親近感を覚えている私f^_^;)、柔らかく爽やかな笑みをされておられる宮さまに(今日からもう、「清子さん」なんでせうね)、「良かったですね、どうぞお幸せに」と思った次第です。

同時に、宮内庁の職員が500人ほど並んでのお見送り。卒業する時にずらっと卒業生を見送る教職員と在校生のようで、胸にぐっと来ました。
そう、単に結婚されるだけではなく、「皇族」から離れられるのですから。女性の平均寿命から考えて、清子さまは50年余一般市民として過ごされるのですから。。

そしてなにより、両陛下は、皇太子の時のような公人の顔よりも、
36歳の娘を持つ、70歳を過ぎた一夫婦として、
娘の旅立ちを見送る優しい、そしていろいろな思いが詰まった眼をされておられるように思いました。

きっと、今晩あたり、「今日は良かったね」と微笑んで語らわれながら、思わず
「清子(さやこ)がいなくてなんだか寂しいね」とも仰っていそうな気がするのです。

小さい時から「どんまいん」と呑気に励ましてくれ、長じてからも
病気や困難の時、側で支えてくれた娘が、とうとう家を出ていく。
今生の別れでは決してないけれど、どれだけお寂しいことか。

ふと、また母のことなど思い出したのもあり、
不覚にも涙してしまった私です。


あと、陛下は清子内親王に「家族の絆は変らないのだから、折々にいらっしゃい」と仰ったそうですね。

勝手にあれこれ感情移入して涙もろい一日でした。


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