「その人、独身?」/「友へ チング」「JSA」 - 2005年09月02日(金) ちょっと気力が沸いてきて、本屋で立ち読みしたり、ビデオを借りてみたりしました。いやはや、立ち読みは体力要ります。 ☆「その人、独身?」 ご存知、「負け犬の遠吠え」の著者、酒井順子さんの最新刊エッセーです。 「負け犬、実践編」と帯にありますが、 これ、笑えます。 多分、「週刊現代」に連載していたとのこと、オジ様を意識して毒が弱まったのこともあるでしょうし、本人も、あれから2年ほど、ちょっと視点が変わったみたいです。いわゆる「勝ち犬」もラクじゃないのよ、とか、親も年老いていくのよ、とか、そういうのがもっと実感として染みていらしたようで、読みやすくなってると思います。 タイトルは、「負け犬」は相手が独身か否かがまず気になる(異性は勿論、同性も)ところから来てます。 ご本人いわく、正統的「負け犬」は「3DK」(30代、独身、恋人なし)なんだそうですが、交友範囲もお広くていらっしゃるわけだから、エッセーを読んでるとそれなりに出会いはおありなんですよ、この方。38歳に見えないくらい、かわいいしね。ま、なかなか踏み切れない、続かない、ってとこなんでしょうが。。 余談ですが、たまたま昨日テレビで作家の角田光代さんをはじめて拝見したのですが、彼女もかわいい。38歳に見えない。最近は40くらいまで平気で若くいられる人が増えてるし、50代でも20代と同じおしゃれを楽しむ人が増えてますね。 ☆映画「JSA」は楽しみにしていてようやく見たのですが、 南北朝鮮の兵同士が友情をはぐぐんだけど、いざと言うとき信じられず保身してしまう哀しさが出てました。 イ・ビョンホンを楽しみにして見ましたが、北側の兵士を演じたソン・ガンホの方が深みがある役&演技だったな。 ☆映画「友へ チング」 これは重厚でした。プサンを舞台にした青春映画。 紹介編しか見てないけど、映画「パッチギ」も、画面のトーンなどこれに影響を受けてるんじゃなかろうか。 また、プサンのいわゆる古い町並みが、映画にはふんだんに登場して、2、30年前にタイムスリップしたようです。 観光代わりにもなるので、お勧め。 ☆おまけ 昨日のドラマ「ドラゴン桜」はちょっと涙しちゃいました。 「早くから大人にならざるを得なかった人間のほうが夢を追う段になると速い(強い?)」 「いっぱい辛い目に会った人間のほうが受験では強い」 という桜木のせりふに、 桜木といっしょに目を潤ませて見てました。 -
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